
栃木県護国神社|天皇陛下も親拝された由緒ある護国神社の歴史と見どころ、参拝案内を完全ガイド
栃木県護国神社は、宇都宮市陽西町に鎮座する全国でも特別な意味を持つ護国神社です。天皇・皇后陛下が日本全国で唯一公式に親拝された護国神社として知られ、55,361柱の英霊をお祀りしています。明治5年創建の歴史ある神社で、世界平和と人類共存を祈る聖地として多くの参拝者が訪れています。
栃木県護国神社の概要・基本情報
栃木県護国神社は、国家公共に尽くされた郷土の英霊を慰霊し、世界平和を祈願する神社として深い敬意を集めています。境内には荘厳な社殿とともに護国会館が併設され、静寂な鎮守の森に包まれた神聖な空間を形成しています。
歴史と由来
栃木県護国神社の起源は、明治5年(1872年)に戊辰戦争で殉じた宇都宮藩藩主戸田忠恕および藩士96柱の合計97柱を宇都宮市馬場町字表尾山に祀った宇都宮招魂社にさかのぼります。
その後の歴史的変遷は以下の通りです。明治9年(1876年)には官祭宇都宮招魂社と改称され、昭和14年(1939年)に内務省令により内務大臣指定護国神社となり、栃木県護国神社と改称されました。昭和15年(1940年)には現在地に遷座し、戦後の昭和22年(1947年)に一時彰徳神社と改称されましたが、昭和28年(1953年)に再び栃木県護国神社と改復称されています。
平成8年(1996年)7月25日には、天皇のたっての希望により、天皇・皇后が境内敷地入口にある大鳥居から本殿までを自ら歩き、公式に親拝されました。これは全国の護国神社の中でも唯一の栄誉です。
祭神とご利益
栃木県護国神社には、明治維新、日清戦争、日露戦争、大東亜戦争などの戦没者や警察、消防、自衛隊の殉職者など、旧宇都宮藩、栃木県関係の戦没者55,361柱がお祀りされています。
主なご利益としては、国家安泰、郷土繁栄、家内安全、世界平和の祈願があります。特に護国の神として、国や郷土を守る力強いご利益があるとされ、多くの参拝者が平和への祈りを捧げています。また、英霊への感謝とともに、日常生活の安全や家族の幸福を願う場としても親しまれています。
栃木県護国神社の見どころ・特徴
栃木県護国神社は、歴史的価値の高い建造物と豊かな自然環境が調和した、見どころ豊富な神社です。境内各所には英霊への敬意を表する様々な施設や展示品が配置され、訪れる人々に深い感動を与えています。
建造物・構造の魅力
境内には荘厳な本殿をはじめとする立派な社殿群が配置されています。栃木県護国神社には全部で3つの鳥居があり、表参道入り口の鳥居から始まる長い参道には立派な灯籠が並んでいます。
本殿は伝統的な神社建築の様式を持ち、厳粛な雰囲気を醸し出しています。天皇・皇后が親拝した時の写真が本殿正面左右上方に掲げられており、この神社の特別な地位を物語っています。
境内には護国会館も併設されており、各種行事や会合の場として利用されています。建物全体が調和のとれた配置となっており、参拝者が心静かに祈りを捧げることができる環境が整えられています。
自然・景観の美しさ
広々とした境内には多くの樹木が茂り、特に春には満開の桜が参拝の方々に喜ばれています。四季を通じて美しい自然景観を楽しむことができ、鎮守の森や桜、紅葉などが見所として挙げられています。
静寂な森に包まれた境内は、都市部にありながら神聖な空気に満ちており、参拝者の心を癒す空間となっています。季節ごとに異なる表情を見せる自然環境は、何度訪れても新たな発見があります。
貴重な展示品・資料館
本殿手前には、船村徹が寄贈した大日本帝国海軍の零式艦上戦闘機の模型が展示されています。これは戦争の記憶を後世に伝える貴重な展示品です。
境内には資料展示室があり、平成14年に開設されました。約800点の収蔵品を有し、主に日露戦争及び太平洋戦争における戦没者の遺品をはじめ、復員軍人からの寄贈を受けた軍装品等を展示しています。開館時間は9:00~16:00で、入館料は無料となっています。見学を希望する場合は随時開館しており、学芸員資格を持つ職員が展示業務を担当しています。
参拝・拝観案内
栃木県護国神社では、どなたでも自由にご参拝いただくことができます。日常生活への感謝や人生の節目の儀礼、家族や自分の幸せを願うために、多くの方が訪れています。参拝の際は適切な作法とマナーを心がけ、神聖な場所への敬意を表しましょう。
参拝作法とマナー
参拝の際は二礼二拍手一礼の作法にてご参拝ください。まず鳥居をくぐる前に一礼し、参道は中央を避けて歩きます。手水舎で手と口を清め、拝殿前では帽子を取り、静かに祈りを捧げましょう。
参拝作法の詳細については、神社の公式サイトでも詳しく案内されています。境内では静粛を保ち、他の参拝者の迷惑にならないよう配慮することが大切です。写真撮影の際は、神聖な場所であることを念頭に置き、節度を持って行いましょう。
年中行事・季節のイベント
栃木県護国神社では、年間を通じて様々な祭典が執り行われています。主要な祭日は4月28日、2月17日、11月23日となっており、これらの日には特別な祭典が行われます。
春には桜の季節に合わせた花見も楽しむことができ、境内の美しい桜が参拝者の心を和ませています。秋には紅葉が美しく、四季折々の自然の移ろいとともに参拝を楽しむことができます。
各祭典の詳細な日程については、事前に神社に確認することをお勧めします。
御朱印・お守り情報
社務所受付時間は午前9時より午後5時となっています。御朱印やお守りの授与については、この時間内に社務所にてお申し込みください。
ただし、過去の参拝者の口コミによると、時間帯によっては社務所に職員がいない場合もあるようです。確実に御朱印をいただきたい場合は、事前に電話で確認されることをお勧めします。
お守りについては、護国神社らしい国家安泰や家内安全に関するものが中心となっています。詳細については社務所にてお尋ねください。
アクセス・利用情報
栃木県護国神社は宇都宮市街の西郊に位置し、道路も交通機関も充実したアクセスしやすい立地にあります。公共交通機関と自家用車の両方で便利にお越しいただけます。
交通アクセス
公共交通機関をご利用の場合
- JR宇都宮駅よりバスで20分、東武宇都宮駅より15分。バス停「作新学院前」下車すぐ
- JR宇都宮駅西口からバスに乗車し、「作新学院前」バス停で下車してください
自家用車をご利用の場合
- 東北自動車道 宇都宮ICより約20分・鹿沼ICより約20分
- 北関東自動車道 宇都宮上三川ICより約30分
神社は作新学院の向かいに位置しており、大きな鳥居が目印となります。周辺は住宅地と学校が混在するエリアですが、神社の存在は遠くからでも確認できます。
<住所> 〒320-0063 栃木県宇都宮市陽西町1-37
参拝時間・料金・駐車場情報
参拝時間・料金
- 参拝:境内自由
- 参拝料:無料
- 社務所受付時間:午前9時より午後5時
- 電話番号:028-622-3180
駐車場情報
- 駐車場:有(通常は夜間閉門)
- 駐車場:10台程度。祭典時は50台程度
- 駐車料金:無料
- 駐車場は神社の東側、作新学院前バス停近くに入り口があります
駐車場は通常夜間は閉門されますので、参拝時間にご注意ください。祭典時には収容台数が増加しますが、混雑が予想されるため、公共交通機関の利用も検討されることをお勧めします。
境内には資料展示室もあり、見学希望時には随時開館しています(9:00~16:00、入館料無料)。歴史に興味のある方はぜひ合わせてご見学ください。
参照サイト
・栃木県護国神社 公式ホームページ:https://gokoku.gr.jp/