• HOME
  • コラム
  • SPOT
  • 平塚八幡宮|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド
平塚八幡宮|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

平塚八幡宮|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

神奈川県平塚市に鎮座する平塚八幡宮は、1600年以上の歴史を誇る由緒ある神社です。古くは鶴峯山八幡宮と称され、相模國一國一社の霊場として多くの参拝者に愛され続けています。

平塚八幡宮の概要・基本情報

平塚八幡宮|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

平塚八幡宮は、神奈川県平塚市浅間町に位置する歴史深い神社で、地域の精神的支柱として親しまれています。現在は神社本庁の別表神社に指定され、旧社格は県社という格式の高い神社です。毎年5月5日に行われる国府祭には相模五社の一社として参加し、相模国の伝統を今に伝える重要な役割を担っています。

歴史と由来

平塚八幡宮の創建は、仁徳天皇68年(380年)に遡ります。当時この地方を襲った大地震により苦しむ人々の姿を見かねた仁徳天皇が、国土安穏を祈願して応神天皇を祭神として創建されたのが始まりとされています。

古くから朝廷や武家からの崇敬を集め、推古天皇が「鎮地大神」の親筆を捧げて国家安穏を祈願し、源頼朝が北条政子の安産祈願のため神馬を奉納したという記録が残されています。戦国時代には戦火により社殿や社宝が焼失しましたが、江戸時代に徳川家康によって社殿が復興されました。

江戸時代には東海道が神社の東西を通ったため、平塚は宿場町として栄え、多くの旅人が道中安全を祈願して参拝に訪れました。このように平塚八幡宮は、時代を超えて人々の信仰を集めてきた歴史ある神社です。

祭神とご利益

平塚八幡宮の御祭神は、応神天皇(おうじんてんのう)、神功皇后(じんぐうこうごう)、武内宿禰(たけしうちのすくね)の三柱です。

応神天皇は第15代天皇で、武神・文教の神として崇敬され、勝負運や学問成就のご利益があるとされています。神功皇后は応神天皇の母であり、安産や子育て、女性の守護神として信仰を集めています。武内宿禰は長寿の神として知られ、健康長寿や家内安全のご利益があるとされています。

これらの御祭神により、平塚八幡宮では厄除け、八方除け、方位除け、初宮詣、安産祈願、七五三詣、交通安全、商売繁昌、学業成就など、人生の様々な局面でのご利益を授かることができます。特に源頼朝や徳川家康といった武将からの崇敬が厚かったことから、武運や勝負運のご利益でも知られています。

平塚八幡宮の見どころ・特徴

平塚八幡宮|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

平塚八幡宮の境内は、都市部にありながら豊かな自然に恵まれた癒しの空間となっています。緑豊かな境内には美しい池があり、そこにかかる橋や周囲の松の木が風情ある景観を作り出しています。池には時折サギの姿も見られ、自然の息づかいを感じることができます。

境内の魅力と特色

境内の中心に位置する拝殿は、徳川家康によって復興された歴史ある建造物です。朱塗りの美しい社殿は格式の高さを物語り、参拝者に深い印象を与えます。

境内西側には美しい池があり、この池を囲むように配置された松の木々が四季折々の美しさを演出します。池にかかる橋は撮影スポットとしても人気で、多くの参拝者が記念撮影を楽しんでいます。

また、参道には神馬の舎があり、毛並みの美しい神馬を間近で見ることができます。時間が合えば餌やり体験も可能で、特に子供連れの参拝者に人気があります。

摂末社と七福神めぐり

境内には複数の摂末社が鎮座しており、それぞれ異なるご利益を授かることができます。特に注目すべきは、境内西の池に鎮座する平塚弁財天です。この弁財天は「湘南ひらつか七福神めぐり」の一つとして親しまれ、芸能上達、弁舌、学業、財福の神として多くの参拝者に信仰されています。

その他にも鶴峯山稲荷や浅間神社などの摂末社があり、境内の七社を巡ることで開運のご利益があるとされています。各社をゆっくりと参拝することで、境内の隅々まで散策でき、平塚八幡宮の魅力を存分に味わうことができます。

神馬と触れあい体験

平塚八幡宮の特色の一つが、神馬との触れあい体験です。参道にある神馬舎では、皐月(さつき)と東風(こち)という2頭の美しい神馬が飼育されています。

係の方の指導のもと、子供でも安全に神馬への餌やりを体験することができます。神馬は神様の乗り物とされる神聖な存在で、間近で触れ合うことで特別なご利益を授かることができるとされています。この体験は特に家族連れに人気で、子供たちにとっても貴重な思い出となることでしょう。

参拝・拝観案内

平塚八幡宮|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

平塚八幡宮では、多くの参拝者が心を込めて参拝できるよう、様々な配慮がなされています。境内は24時間開放されており、いつでも参拝することが可能です。特に早朝や夕方の静寂な時間帯は、神聖な雰囲気をより深く感じることができます。

参拝作法とマナー

平塚八幡宮での参拝は、一般的な神社の作法に従って行います。まず鳥居をくぐる際は一礼し、参道は中央を避けて歩きます。手水舎で手と口を清めてから拝殿に向かいましょう。

拝殿では二拝二拍手一拝の作法で参拝します。賽銭を納め、鈴を鳴らしてから深く二回礼をし、柏手を二回打ち、最後に一回礼をして参拝を終えます。願い事をする際は、まず神様への感謝の気持ちを伝えてから、具体的な願いを心の中で唱えましょう。

境内では大きな声での会話や走り回ることは控え、神聖な場所であることを意識した行動を心がけることが大切です。写真撮影は一般的に可能ですが、本殿内部や特別な祭事の際は制限される場合があります。

年中行事・季節のイベント

平塚八幡宮では一年を通じて様々な祭事が執り行われ、特に8月15日の例大祭は最も重要な行事です。この日の早朝には、扇の松海岸で大神輿が砂浜を練り海に入る浜降祭が行われ、その後浜祭典が続きます。この浜降祭は平塚八幡宮の最大の見どころの一つで、多くの見物客で賑わいます。

6月と12月には大祓式が行われ、茅の輪くぐりによって半年間の穢れを祓い清めます。特に6月の大祓では、境内に大きな茅の輪が設置され、参拝者が無病息災を祈願してくぐり抜けます。

その他にも、1月1日の歳旦祭、2月23日の天長祭、11月23日の新嘗祭など、季節ごとの祭事が執り行われています。これらの行事は地域の人々にとって重要な年中行事となっており、多くの参拝者が訪れます。

夏には「ぼんぼりまつり」が開催され、境内が美しく装飾されます。また、8月の例大祭期間中には盆踊りや歩射神事なども行われ、伝統文化を身近に感じることができます。

御朱印・お守り情報

平塚八幡宮では3種類の御朱印をいただくことができます。一つ目は「鎮地大神」と書かれた平塚八幡宮の基本的な御朱印、二つ目は「平塚弁財天」の御朱印、三つ目は「鶴峯山稲荷」の御朱印です。御朱印は8時から15時頃まで授与され、初穂料は300円です。

オリジナルの御朱印帳も販売されており、狛犬があしらわれたデザインが参拝者に人気です。葛飾北斎風の赤富士と相模湾の波に神馬が描かれた美しいデザインの御朱印帳もあります。

お守りの種類も豊富で、厄除け、交通安全、学業成就、安産、商売繁昌など、様々な願いに対応したお守りが用意されています。特に神馬にちなんだお守りは平塚八幡宮ならではの授与品として人気があります。

おみくじも種類が豊富で、一般的なおみくじの他に、男みくじ、蒔絵シール付きの万福みくじ、縁起物の消しゴム付きのこどもみくじなどがあり、参拝者の年齢や好みに応じて選ぶことができます。

アクセス・利用情報

平塚八幡宮|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

平塚八幡宮は平塚市の中心部に位置し、JR平塚駅からのアクセスが良好な立地にあります。電車でのアクセスが最も便利ですが、車でのアクセスも可能です。

交通アクセス

電車でのアクセスは、JR東海道線平塚駅北口から徒歩約8~10分です。駅からはフェスタロードを北に向かって直進し、国道1号線を横断すると平塚八幡宮に到着します。表参道を通って参拝したい場合は、フェスタロードの一本西側にある「平塚八幡宮表参道」を歩くと、遠くに赤い鳥居が見えてきます。

車でのアクセスの場合は、圏央道寒川南インターチェンジから約10分の距離にあります。国道1号線や国道129号線からもアクセスしやすい立地です。

バスを利用する場合は、神奈川中央交通の路線バスが利用できます。平塚駅北口から「市役所前」「八幡神社前」などのバス停で下車すると便利です。

<住所> 〒254-0041 神奈川県平塚市浅間町1-6

参拝時間・料金・駐車場情報

平塚八幡宮の境内は24時間開放されており、いつでも参拝することが可能です。ただし、御朱印の授与や祈祷の受付は8時から17時頃までとなっています。参拝料は無料ですが、御朱印や祈祷を希望される場合は別途初穂料が必要です。

駐車場は境内に数台分のスペースがありますが、台数に限りがあるため、特に祭事や土日祝日は満車になることがあります。周辺にはコインパーキングもありますので、車で参拝される際は事前に確認することをおすすめします。

祈祷を希望される場合は事前の予約が推奨されます。厄除け、八方除け、初宮詣、七五三詣、安産祈願、交通安全祈願など、様々な祈祷に対応しており、祈祷料は祈祷内容によって異なります。

境内にはバリアフリー対応の設備もあり、車椅子での参拝も可能です。ただし、一部の摂末社や池周辺は段差があるため、介助が必要な場合があります。

参照サイト

・相模國一國一社平塚八幡宮 公式ホームページ:http://www.hachiman.org/
・神奈川県神社庁:https://www.kanagawa-jinja.or.jp/shrine/1209139-000/
・湘南ひらつかナビ|平塚市観光協会:https://www.hiratsuka-kankou.com/spot/hachimangu.html

関連記事一覧