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大間々神明宮|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

大間々神明宮|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

群馬県みどり市の大間々神明宮は、渡良瀬川のほとりに佇む歴史ある神明宮です。1347年の創建以来、大間々町の総鎮守として地域の人々に愛され続けています。美しい高津戸峡の自然に囲まれた境内では、神明造の社殿と四季折々の景観が参拝者を迎えてくれます。

大間々神明宮の概要・基本情報

大間々神明宮|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

大間々神明宮は、群馬県みどり市大間々町に鎮座する神社です。わたらせ渓谷鐵道大間々駅から徒歩約5分の場所にあり、高津戸峡の美しい自然環境に恵まれた立地が特徴的です。伊勢神宮と同じ神明造の社殿を持つ神社として、地域の信仰を集めています。

歴史と由来

大間々神明宮は、1347年に渡良瀬川の右岸に建立され、1597年に現在の位置に移設されました。創建から約700年の歴史を持つこの神社は、大間々町の総鎮守としてまちづくりの基礎となった、町の成り立ちと切っても切れない関係にある神社です。

室町時代の創建当初は渡良瀬川の右岸に建てられていましたが、安土桃山時代の1597年に現在の場所へと遷座しました。この移転により、神社は町の中心部に位置することとなり、地域住民との結びつきがより一層強くなりました。大間々の町の発展とともに歩んできた神社として、現在でも地域の精神的な支柱となっています。

祭神とご利益

大間々神明宮の御祭神は、大日孁命(天照皇大神)と豊受毘売神です。大日孁命は天照大御神の別名で、太陽の神として知られ、国土安泰や五穀豊穣、開運招福のご利益があるとされています。豊受毘売神は食物・穀物の神として、商売繁盛や家内安全のご利益で信仰されています。

神明宮として伊勢神宮と同じ祭神を祀ることから、伊勢神宮への参拝が困難だった時代には、多くの人々がこの神社を「お伊勢さん」として参拝しました。現在でも開運厄除、家内安全、商売繁盛を願う参拝者が数多く訪れています。

大間々神明宮の見どころ・特徴

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大間々神明宮の魅力は、歴史ある建造物と豊かな自然が調和した境内にあります。神明造の美しい社殿を中心に、渡良瀬川や高津戸峡の景観が織りなす風景は、訪れる人々に深い感動を与えています。

神明造の美しい社殿

平成十二年に社殿が新築された現在の社殿は、伊勢神宮と同じ神明造の建築様式で建てられています。拝殿の扁額には「皇大神宮」とあることからも、伊勢神宮との深いつながりが感じられます。

神明造は日本古来の建築様式で、直線的で簡素な美しさが特徴です。千木と鰹木が屋根を飾り、檜の素木造りが清らかな印象を与えます。新しく建て替えられた社殿は、伝統的な様式を忠実に再現しながらも、現代の技術により耐久性も向上しています。社殿の右手に旧社殿らしき祠があることから、長い歴史の歩みを感じることができます。

渡良瀬川と高津戸峡の自然美

境内の裏には渡良瀬川が流れ、林道を5分ほど歩くとはねたき橋へ行くことができるため、高津戸峡散策はここからがおすすめです。神社の立地は、関東の耶馬渓とも称される高津戸峡の入口にあたり、自然の美しさを間近に感じることができます。

社殿の背後は、渡良瀬川となっており、川のせせらぎが境内に静寂と癒しをもたらしています。春には桜、夏には緑陰、秋には紅葉、冬には雪景色と、四季を通じて異なる表情を見せる渡良瀬川の流れは、参拝者にとって格別の体験となります。

境内の散策路と憩いの空間

境内の左右には林が広がり、散策路になっているようだ。木漏れ日の射す晩秋の林は、とても気持ちが良いと記されているように、境内は散策を楽しめる空間として整備されています。広く美しい境内には、参拝だけでなく自然との触れ合いを求める人々が訪れます。

境内には手水舎や神楽殿も配置されており、境内右手に神楽殿では祭事の際に神楽が奉納されます。樹木に囲まれた静寂な環境は、都市部では味わえない心の安らぎを提供し、参拝者にとって特別な時間を演出しています。

参拝・拝観案内

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大間々神明宮では、神明宮ならではの参拝作法に従って心を込めてお参りすることができます。地域に根ざした年中行事も盛んで、特に夏の祇園祭は多くの人々で賑わいます。御朱印の授与も行われており、参拝の記念として多くの方に親しまれています。

参拝作法とマナー

神明宮での参拝は、一般的な神社と同様の作法で行います。鳥居をくぐる前に一礼し、参道は中央を避けて歩きます。手水舎で心身を清めてから拝殿へ向かい、二拝二拍手一拝の作法でお参りします。

境内入口は南西向き。338号線から、緩やかに下る参道があり、境内入口には石造の神明鳥居。鳥居をくぐると、左手に手水舎という配置になっています。参道を歩く際は、神様の通り道である中央部分を避け、左右どちらかに寄って歩くことが大切です。手水舎では、右手で柄杓を持って左手を清め、次に左手で柄杓を持って右手を清め、再び右手で柄杓を持って左手に水を受けて口をすすぎます。

参拝時間に特別な制限はありませんが、早朝や夕刻の静寂な時間帯は、より厳かな雰囲気の中でお参りすることができます。参拝の際は、日頃の感謝の気持ちを込めて、心静かにお祈りしましょう。

大間々祇園祭と年中行事

大間々祇園祭りは、みどり市指定重要無形民俗文化財に指定されている伝統的な祭りです。8月1日2日3日は、近くで大間々祇園祭というのがあって、とても賑わうとされており、夏の風物詩として地域の人々に親しまれています。

祇園祭では山車の巡行や神輿渡御が行われ、町全体が祭り一色に染まります。勇壮な掛け声とともに練り歩く神輿や、華やかに装飾された山車は見る者を魅了し、多くの見物客で賑わいます。この期間中は大間々神明宮が祭りの中心的な役割を果たし、神事も厳粛に執り行われます。

その他の年中行事としては、元旦の歳旦祭をはじめ、春の例大祭、秋の収穫感謝祭なども行われています。詳細な祭事日程については、事前に神社へお問い合わせいただくことをおすすめします。

御朱印・お守り情報

御朱印:初穂料 300円、社殿右手の授与所にて御朱印の授与が行われています。大間々神明宮の御朱印です。(群馬県みどり市大間々町) 神社の読みは「おおまま しんめいぐう」です。

授与所には人がいらっしゃらなかったのですが、インターフォンがあり対応していただきましたとあるように、不在の場合でもインターフォンで対応してもらえます。御朱印は神社の印と神職の墨書きによる美しい仕上がりで、参拝の記念として多くの方に喜ばれています。

お守りについては、家内安全、商売繁盛、交通安全、学業成就など、様々な種類が用意されています。札所等:銅七福神 弁財天としても知られており、弁財天に関連したお守りも授与されています。授与品の詳細や初穂料については、授与所でお尋ねください。

アクセス・利用情報

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大間々神明宮は、公共交通機関でも自家用車でもアクセスしやすい立地にあります。わたらせ渓谷鐵道の駅から近く、観光と合わせての参拝も便利です。

交通アクセス

●大間々駅から徒歩約5分(わたらせ渓谷鐵道) ●太田藪塚ICから車約20分(北関東道) ●佐野藤岡ICから車約70分(東北道)と、電車でも車でもアクセス良好です。

電車を利用される場合は、わたらせ渓谷鐵道の大間々駅が最寄り駅です。わたらせ渓谷鉄道は桐生を起点に間藤まで。とりわけ大間々駅を過ぎると渡良瀬川沿いにとても爽快な自然とともに走るレトロな車両が似合う路線で、電車旅そのものも楽しむことができます。大間々駅から神社までは徒歩約5分の距離で、道順も分かりやすく整備されています。

自家用車でお越しの場合は、北関東自動車道の太田藪塚ICから約20分、東北自動車道の佐野藤岡ICから約70分となります。国道338号線からのアクセスも良好で、案内標識に従って進むことができます。

<住所> 〒379-2404 群馬県みどり市大間々町大間々2245

拝観時間・料金・駐車場情報

大間々神明宮は基本的に終日参拝可能ですが、御朱印や授与品については社務所の対応時間内での授与となります。電話番号 0277-72-2267で事前にお問い合わせいただくと確実です。

参拝料は無料で、どなたでも自由にお参りすることができます。駐車場:境内に駐車スペース、近くに駐車場ありとなっており、車でお越しの方も安心して参拝できます。境内の駐車スペースには限りがあるため、祭事の際や混雑が予想される日は、近隣の駐車場を利用することをおすすめします。

社務所での御朱印授与時間や授与品の詳細については、参拝前に電話でお問い合わせいただくことで、より充実した参拝体験ができます。バリアフリー対応の詳細についても、事前にご確認ください。

参照サイト

・わたらせ渓谷鐵道が走る群馬県みどり市の観光公式サイト:https://16106midori.jp/spot/seeing/23/
・玄松子の記憶(大間々神明宮):https://www.genbu.net/data/kouzuke/sinmei2_title.htm

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