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須賀神社|小山六十六郷の総鎮守として千年の歴史を誇る由緒ある神社の魅力を完全ガイド

須賀神社|小山六十六郷の総鎮守として千年の歴史を誇る由緒ある神社の魅力を完全ガイド

栃木県小山市の中心部に静寂な森として佇む須賀神社は、1080年以上の歴史を誇る由緒ある神社です。”祇園さん”や”天王さま”とも称され、地域の人々に深く愛され続けています。小山六十六郷の総鎮守として栄えたこの古社は、藤原秀郷の創建から始まり、徳川家康の戦勝祈願の地としても知られる歴史的な聖地です。

須賀神社の概要・基本情報

須賀神社|小山六十六郷の総鎮守として千年の歴史を誇る由緒ある神社の魅力を完全ガイド

須賀神社は栃木県小山市宮本町一丁目に位置し、旧社格は郷社として格式高い神社です。現在も小山市民の心のよりどころとして、多くの参拝者が訪れる地域の中心的な存在となっています。境内は緑豊かな森に囲まれており、都市部にありながら静寂で神聖な雰囲気を保持しています。

歴史と由来

須賀神社の創建は天慶3年(940年)4月、藤原秀郷公が京都の八坂神社より御分霊を迎えて祀ったことに始まります。この創建の背景には天慶の乱が深く関わっており、藤原秀郷が戦勝を祈願し、その祈りが成就したことを契機として建立されました。

社伝によれば、940年(天慶3年)藤原秀郷が現在の小山市中久喜に創建したのに始まるとされ、現在地に移ったのは平治年間(1159年 – 1160年)とされるという変遷を経ています。中世に入ると小山氏の崇敬が篤く、小山城の守護神とされ、小山城の別名である祇園城の名はこの神社(祇園社)に由来しているほど重要な位置を占めていました。

江戸時代には小山藩藩主となった本田正純によって現在地に移転されたとされ、1605年には小山城主本多正純より計50石を寄進され、のちに15石の朱印地を認められたという記録が残っています。

徳川家康との縁も深く、天下分け目の関ヶ原の戦いのきっかけとなった、有名な軍議である「小山評定」が開かれ(須賀神社境内で開かれたという説もあります)家康公が須賀神社で戦勝祈願をして、見事勝利を収め天下を取りました。この歴史的な出来事により、須賀神社は徳川幕府260年の礎となった重要な舞台として位置づけられています。

祭神とご利益

御祭神は、素盞鳴命・大己貴命(大国主神)・誉田別命(八幡神)の三神が祀られています。素盞鳴命(すさのおのみこと)は厄災を祓い除く神として、大己貴命(おおあなむちのみこと)は縁結びや商売繁盛の神として、誉田別命(ほむたのすめらみこと)は武運長久や勝負運の神として信仰を集めています。

気になる須賀神社のご利益ですが、病魔退散、農耕殖産守護、交通安全、厄除開運、縁結び、商売繁盛など、ご利益が盛だくさんで知られています。特に注目されているのが「縁結び」で、特に「復縁」が注目されており「復縁神社」とも言われています。このため恋愛成就を願う参拝者も多く訪れ、パワースポットとしても人気を博しています。

須賀神社の見どころ・特徴

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須賀神社は歴史的建造物から自然の美しさまで、多彩な魅力を持つ神社です。木曽檜造りの神門廻廊をはじめとする格調高い建築物と、四季折々の表情を見せる豊かな自然が調和した境内は、訪れる人々に深い感動を与えます。

建造物・構造の魅力

境内の入り口には神門には豊磐窓命(とよいしまどのみこと)、櫛磐窓命(くしいわまどのみこと)が鎮座しており、二体は老と若、口元は阿吽(あうん)となっていますという見事な神門があります。この神門は参拝者を迎える威厳ある佇まいで、神域への入り口としての神聖さを演出しています。

本殿は木造建築の美しさを象徴する建物で、厳かな須賀の森の中に鎮座しています。境内には複数の摂社末社も配置されており、須賀神社でお参りをすれば、小山にいながら日本で有名なさまざまな神社を参拝できますという特徴があります。

神社会館も重要な施設の一つで、各種祈祷の受付や結婚式場としても利用されています。雅味豊かな結婚式場として地元の方々に愛用されており、伝統的な神前結婚式を執り行うことができます。

自然・景観の美しさ

須賀神社の大きな魅力の一つが、須賀神社まで続く石畳の約300mの参道。両側に並ぶケヤキ・イチョウの大木は、四季折々の姿を見せる美しい景観です。新緑の季節には参道の公孫樹(イチョウ)が木漏れ日を揺らしますという表現が示すように、季節ごとに異なる表情を楽しむことができます。

参道脇のおよそ100基の朱色の灯篭が、夜は幻想的で、更に美しい光景を作り出します。参道は、夜は灯りがともされていて、幻想的な雰囲気になりますため、昼間とは全く異なる神秘的な空間を体験することができます。

参道の並木から大鳥居、本殿と、凛とした空気に包まれ、厳かな風格漂う神社として、都市部にありながら自然豊かな環境が保たれています。木々に囲まれた参道よりゆっくり歩を進めると、須賀神社の本殿が見えてきますという体験は、日常の喧騒を忘れさせる特別な時間を提供してくれます。

文化財・重要な所蔵品

須賀神社が誇る最も貴重な文化財は徳川家から奉納された社宝の朱神輿です。この朱神輿について須賀神社の社宝・朱神輿(あかみこし)は、1658年に日光東照宮造営の職人によって、同宮の縮尺で奉製されたもので、栃木県指定有形文化財となっていますという詳細な由来があります。

現在この朱神輿は神社会館内に奉安されていますため、通常時でも見学することが可能です。日光東照宮と同じ技法で作られた精巧な造りは、江戸時代の優れた工芸技術を現代に伝える貴重な文化遺産となっています。

また、重量2トンを誇る大神輿も須賀神社の重要な宝物の一つです。この大神輿は毎年7月の祇園祭で実際に使用され、その圧倒的な存在感で参加者や見学者を魅了しています。

境内には伝説の七ツ石も存在し、古くから語り継がれる伝説とともに参拝者の関心を集めています。これらの文化財や伝説の品々は、須賀神社の長い歴史と文化的価値を物語る貴重な存在となっています。

参拝・拝観案内

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須賀神社ではそれぞれの願いを胸に、参道を歩きご神前に手を合わせ、心の安らぎや希望を得ることができる場として、静かなひとときをお過ごし下さいという理念のもと、多くの参拝者を温かく迎えています。社務所(須賀神社会館内) 電話0285(22)0101で各種お問い合わせを承っており、丁寧な対応でサポートいたします。

参拝作法とマナー

須賀神社への参拝では、まず入口は国道4号沿いの大きな鳥居が一般的ですが、駐車場のわきの石鳥居からも入れますという複数の入口があります。参拝の際は、まずは手水舎で手と口を清めて、神門をくぐりますという基本的な作法に従ってください。

初宮詣・七五三詣・結婚式・安産などの人生儀礼をはじめ、家内安全、商売繁盛、交通安全、工事安全、厄除、方位除、病気平癒、六三除、虫封じ、学業成就など、諸々の御祈祷をご奉仕いたしますので、様々な願いに応じた祈祷を受けることができます。

本殿に向かって右側の須賀神社会館正面受付で承っております。受付時間:毎日午前9時から午後4時まで承っております。ご予約を賜っておりますのでお気軽に下記までご連絡くださいとのことですので、事前の予約をお勧めします。

年中行事・季節のイベント

須賀神社では”初詣”や”節分祭””祇園祭”を始めの五穀豊穣や健やかな成長などを願う神事を通し今日まで受け継がれてまいりましたという伝統的な行事が年間を通して執り行われています。

最も有名な行事は毎年7月に開催される祇園祭で、毎年7月の祇園祭には、重さ2トンの大神輿が繰り出される壮大なお祭りです。重さ2トンの大神輿や約25基の神輿が繰り出されますという規模で行われ、街中がお祭り一色となり、浴衣姿の人が行き交い、あちこちから聞こえるお囃子の音色が心地良く、いつまでも眺めていたい気分になります。

節分祭も重要な年中行事の一つです。節分とは、立春の前日をさし、旧暦においては新年が始まる日とされています。須賀神社では、毎年多くの崇敬者・年男年女が厄除開運祈祷を受け、豆撒きを行います。境内には赤鬼と青鬼が登場し、お囃子や演芸なども行われ、大勢の参拝者で賑わいますという活気あふれる催しとなっています。

4月初旬に行われる太々御神楽祭も見どころの一つで、雅楽の調べとともに神楽が奉納される厳かな行事です。

御朱印・お守り情報

須賀神社では御朱印をいただくことができ、参拝の記念として多くの方が求められています。御朱印の受付は社務所受付 9:00~16:00の時間帯で承っています。

各種お守りや縁起物も豊富に取り揃えており、特に縁結びや厄除けに関するお守りは人気があります。復縁神社とも言われているため、恋愛成就に関するお守りを求める参拝者も多く訪れます。

詳しい御朱印の種類やお守りの内容については、社務所でお気軽にお尋ねください。季節限定の特別な御朱印が授与されることもありますので、公式サイトなどで最新情報をご確認いただくことをお勧めします。

アクセス・利用情報

須賀神社は小山市の中心部に位置し、公共交通機関でも自家用車でもアクセスしやすい立地にあります。小山駅から徒歩10分程度、国道4号線沿いにありますという好立地で、観光や参拝に便利な環境が整っています。

交通アクセス

電車でお越しの場合、JR宇都宮線・両毛線・水戸線・東北新幹線「小山駅」より徒歩約10分という非常にアクセスの良い立地です。小山駅から徒歩15分という情報もありますが、いずれにしても駅から歩いて参拝できる距離にあります。

自動車でお越しの場合は、宇都宮・真岡より 約50分 古河・栃木より 約30分 古河(旧総和/三和方面)より 約30分 東北自動車道 佐野藤岡インターより 約30分 結城より 約15分という各方面からのアクセス時間が示されています。

参道については参道は長く、一方通行ですが車両通行も可能です。旧日光街道からはじまり、神社の目前で国道4号線で分断されていますという構造になっているため、車でお越しの際はご注意ください。

<住所> 〒323-0024 栃木県小山市宮本町1-2-4

拝観時間・料金・駐車場情報

須賀神社の参拝は基本的に自由に行うことができ、拝観料などは必要ありません。受付時間:毎日午前9時から午後4時まで承っておりますという時間帯で、御祈祷や各種相談の受付を行っています。

駐車場については須賀神社会館前にございますが数に限りがございます。当神社駐車場が使用出来ない場合は周辺の有料駐車場をご利用下さいとのことです。広い駐車場も完備しており、気軽に立ち寄れますが、祭礼時や年末年始などの混雑時には満車になる可能性がありますので、余裕を持った参拝計画をお勧めします。

社務所での各種受付や相談は営業時間:8:00~17:00という時間帯で対応していますが、詳細については事前にお電話でご確認いただくのが確実です。

年中無休で参拝できますが、年末年始や特別な祭礼の際には時間や対応が変更になる場合がありますので、重要な用件がある場合は事前に神社までお問い合わせください。

参照サイト

・須賀神社 公式ホームページ:https://sugajinja.or.jp/
・栃木県神社庁:http://www.tochigi-jinjacho.or.jp/?p=531
・小山市観光協会:https://oyama-kankou.info/history/sugajinjya/

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