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潮田神社|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

潮田神社|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

横浜市鶴見区潮田町に鎮座する潮田神社は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征伝説に由来する古い歴史を持つ神社です。大正9年(1920年)に東潮田村の杉山神社と西潮田村の御嶽神社を合併して現在の形となり、地域の総鎮守として親しまれています。毎年6月に開催される例大祭では総勢約70基の御輿が練り歩くなど、鶴見区最大級の祭りでも知られています。

潮田神社の概要・基本情報

潮田神社は横浜市鶴見区の潮田地区に位置し、住宅街の中にありながら緑豊かな境内を有する地域の氏神様です。現在の社殿は昭和59年(1984年)に造営されたもので、朱色の柱と白い壁面、緑の屋根が美しい立派な建物となっています。

歴史と由来

潮田神社の歴史は古く、社伝によれば景行天皇40年(西暦110年)に日本武尊が東征の途中、相模から海上を上総へ向かう際に、征途の安全祈願のため海岸の老松が生い茂る潮田の地に小祠を建立したことが始まりとされています。

中世には小田原北条氏の領地となり、正親町天皇の御世、永禄3年(1561年)頃に太田道灌の曽孫である太田新六郎康資が、東潮田村の杉山神社と西潮田村の御嶽神社の社殿を改築し、社頭を整備しました。

江戸時代の正保年間(1644年-1648年)には地頭の松下孫十郎が幕府の命により社殿を改築し、寛文10年(1671年)には幕府から社領が寄進されるなど、時代を通じて篤い崇敬を受けてきました。

近代に入り、大正初期の京浜工業地帯の発展に伴う耕地整理・区画整理により、1920年(大正9年)に東潮田村の杉山神社と西潮田村の御嶽神社を合併し、潮田地区の中心地点である現在地に鎮座して潮田神社と改称されました。

祭神とご利益

潮田神社の御祭神は国常立命(国土の守護神)、五十猛命(殖産・商工業の守護神)、素盞鳴命(厄除・招福の守護神)、豊受比売命・市寸島比売命・岐久理比売命、誉田別命(応神天皇)、菅原道真公の9柱です。

これらの神々により、国土安泰、商工業繁栄、厄除け、招福、学問成就など幅広いご利益があるとされています。特に旅行・出張・交通安全、地域・家内安全、地域振興などのご利益が知られており、地域住民の日常の安全と繁栄を守護しています。

潮田神社の見どころ・特徴

潮田神社の境内は潮田公園に隣接する開放的な立地にあり、都市部にありながら緑に囲まれた静謐な空間を提供しています。現代的な社殿建築と伝統的な神社の佇まいが調和した美しい景観が魅力です。

建造物・構造の魅力

昭和59年に氏子崇敬者の総意を集めて造営された荘厳華麗な現社殿は、朱色の柱と白い壁面、緑の屋根が印象的な現代神社建築の好例です。境内には参拝作法が記載された案内板も設置されており、初めて訪れる方にも親切な配慮がなされています。

社殿の前には立派な狛犬が配置され、境内全体が整然と整備されています。平成5年(1993年)に建立された鳥居は、神社の威厳を示す重要な構造物となっています。

境内の自然・景観の美しさ

潮田神社の境内は緑に囲まれ広々としており、とても過ごしやすい環境となっています。隣接する潮田公園との一体感もあり、都市部にありながら自然を感じられる開放的な空間が広がっています。

境内には老木や季節の植栽が配置され、四季折々の自然の美しさを楽しむことができます。特に初詣の時期には提灯が飾られ、祭礼の際には華やかな装飾が施されるなど、季節や行事に応じて異なる表情を見せます。

文化財・重要な所蔵品

潮田神社には貴重な文化財が数多く保存されています。神鏡一面(永仁6年・1294年の在銘)、棟札4枚(東西神社分)、海翁石(宝暦4年、太田蜀山人調布日記に記載)、刀剣二振(月山雲龍子貞一の在銘)、由緒記一巻(青山杉雨筆)、神代神楽(神主家伝来の土師流の演舞)などが所蔵されています。

これらの文化財は神社の長い歴史と、地域の人々の篤い信仰心を物語る貴重な資料となっています。特に鎌倉時代の神鏡や江戸時代の各種文書類は、この地域の歴史を知る上で重要な史料価値を持っています。

参拝・拝観案内

潮田神社では一年を通じて多くの参拝者が訪れ、地域の精神的な支えとしての役割を果たしています。境内には駐車場も完備されており、お宮参りや七五三などの人生の節目の行事にも多く利用されています。

参拝作法とマナー

神社への参拝では、まず鳥居の前で一礼してから境内に入ります。手水舎で手と口を清めてから拝殿に向かい、二礼二拍手一礼の作法で参拝を行います。潮田神社の境内には参拝作法が記載された案内板も設置されているため、初めて訪れる方でも安心して参拝できます。

神社内は緑に囲まれ広々としているため、子ども連れでの参拝も安心です。境内では静粛を保ち、他の参拝者への配慮を心がけることが大切です。

年中行事・季節のイベント

潮田神社では年間を通じて多くの祭事が行われています。主な行事として、歳旦祭(1月1日)、成人祭(1月15日)、節分祭(2月3日)、初午祭(2月初午の日)、祈年祭(2月17日)、例大祭(6月第1金・土・日)、大祓式(6月30日)、七五三(11月中)、酉の市(11月酉の日)、新嘗祭(11月23日)、大祓式(12月31日)があります。

中でも最大の行事は6月に開催される例大祭で、34の氏子町会で総勢約70基の御輿が上がり、露天商約370店が軒を連ねる鶴見区内最大級の祭りとなっています。本宮神輿巡幸をはじめ、宵宮では町会連合渡御、本宮では宮出し・宮入りが見どころとなり、年に一度潮田エリアが最大級に賑わいます。

御朱印・お守り情報

潮田神社では各種お守りを授与しており、ご利益の種類もたくさんあるため、迷った場合は神主さんに直接相談すると丁寧に教えてもらえます。旅行安全、交通安全、家内安全、商売繁盛、学業成就など、様々な願いに応じたお守りが用意されています。

御朱印についても対応しており、参拝の記念として多くの方が受けています。詳細については直接神社にお問い合わせください。

アクセス・利用情報

潮田神社は横浜市鶴見区の住宅地に位置しながら、複数の交通手段でアクセス可能な立地にあります。公共交通機関のほか、自家用車での参拝も可能で、境内には駐車場が完備されています。

交通アクセス

JR鶴見駅東口から徒歩約15分の距離にあり、京浜急行線の京急鶴見駅からは徒歩17分、JR鶴見線の弁天橋駅から徒歩14分、鶴見小野駅から徒歩16分となっています。

バスを利用する場合は、潮田神社前バス停が最寄りとなります。横浜市営バス15系統・27系統が運行していますが、例大祭期間中は迂回運行となる場合があります。

自家用車でのアクセスも良好で、首都高速道路や国道からもアクセスしやすい立地にあります。

<住所> 〒230-0041 神奈川県横浜市鶴見区潮田町3丁目131-1

拝観時間・料金・駐車場情報

潮田神社の参拝は基本的に終日可能ですが、社務所の対応時間については事前に確認することをおすすめします。参拝料は無料で、どなたでも自由に参拝できます。

駐車場が完備されており、お宮参りや七五三などで疲れやすい小さなお子様連れでも安心して利用できます。駐車場の利用も無料ですが、例大祭などの大きな行事の際は混雑が予想されるため、公共交通機関の利用をおすすめします。

御祈祷や特別な儀式を希望する場合は、事前に神社に連絡して予約を取ることが必要です。料金や時間については直接お問い合わせください。

参照サイト

・神奈川県神社庁 潮田神社:https://www.kanagawa-jinja.or.jp/shrine/1202010-000/
・潮田神社 – Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/潮田神社

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