【KAMAHACHI】循環型ものづくりを実現する金森合金
KAMAHACHIは1714年創業の加賀藩主前田家に仕えた鋳物師がルーツの金森合金が展開するライススタイルブランドです。砂を固めた「砂型」を使って鋳物をつくる技法「伝統的砂型鋳造製法」で製作しています。
銅とアルミの特性を活かし、機能性とデザイン性に優れた商品を提案。生活に彩りを添えるアイテムを取り揃えています。KAMAHACHIと金森合金の魅力に迫ります。
KAMAHACHIとは
1611年 (慶長16年) 加賀藩主前田利長に技術を認められ、金森弥右衛門を含む御鋳物師七人衆が高岡鋳物の礎を築いてから400年。 調度品や武具、梵鐘といった装飾・鑑賞性に加えて、鍋釡は市民の台所で欠かせない道具となりました。
今ではロケット部品素材を供給する工業分野から、生活のシーンを彩るライフスタイル分野まで商品を取り揃えています。
原料には次のような金属廃材を使い、再利用して作られています。
・ホテルや一般家庭から排出されるフライパン・鍋・アルミ缶
・新聞社が新聞を印刷する際に使用するアルミ版
・企業から排出されるアルミ廃材・銅廃材・スクラップ
これらを鋳造し、商品に生まれ変わらせる「循環型ものづくり」を行っているのです。
家紋「裏菊菱(うらきくびし)」は、加賀藩の小紋柄 ”菊菱” を裏から見たモチーフです。
現代人の生活はとにかく多忙で、活けた花を楽しんだり、テーブルセッティングや食事そのものに時間をかけたり、カトラリーレストを選んで楽しんだりする余裕が少なくなっています。
「豊かな生活文化を取り戻すきっかけを作りたい。」
そんな想いから、藩政期の屋号「釜八」と家紋を受け継いだ「
おすすめ3選
針のない剣山 ‐FOR FLOWERS‐
銅合金に一輪の花を活ける、針のない剣山です。
花瓶の花が傷むのは水が腐ることが大きく影響します。銅には超抗菌作用があり、KAMAHACHIの針のない剣山には花の寿命が167%長くなる効果が立証されました。
銅素材の重量感で安定性に優れ、フラワーアレンジメントに新たな可能性をもたらしてくれるでしょう。
Sweets plate-FOR TABLEー
「ひんやり」をキープしてくれるアルミ鋳物のスイーツプレートです。アルミは熱伝導性が良く、軽くて錆びにくく、加工がしやすいという優れた特性があります。
廃棄になるアルミ缶を、約800℃で溶解・精錬し強度のある素材へリサイクルして作っています。食品衛生法をクリアした安心安全な素材です。
銀食器を思わせる高級感のある風合いが特徴。冷蔵庫で冷やして使うと、より食材の美味しい温度を維持してくれます。
Kamahachi Bar – Uchidashi
アルミ鋳物の箸置きです。銀のような高級感ある質感で、食卓がモダンな雰囲気に。
お皿と同様に廃棄になるアルミ缶をリサイクルして作っています。職人が一つ一つ手作りしているので全て違う表情を持ち、砂地の柔らかな質感もあります。
名入れ刻印サービスもあり、最大8文字を裏面または側面に左寄せで刻印できます。
第50回石川県デザイン展 空間デザイン部門【インテリア】 石川県商工会議所連合会会頭賞
第13回いしかわエコデザイン賞 2023 製品領域 銀賞
を受賞しています。
まとめ
伝統的な砂型鋳造製法で作られるKAMAHACHIの商品の魅力をご紹介してきました。
「循環型ものづくり」で、地球上の限られた鉱物をマイクロサイクルして、生活を彩るアイテムを製作しています。
ぜひ手に触れて、KAMAHACHIの魅力を感じてみてください。