曲げわっぱの大館工芸社!良いものを長く使いたい思いを叶える
「新しいお弁当箱がほしい」「食卓の気分を変えたい」と思っている方もいるかもしれません。そんな方におすすめしたいのが、大館工芸社の曲げわっぱです。秋田杉のぬくもりと職人の伝統美は、使うたびに癒しを与えてくれます。
この記事では、大館工芸社が手掛ける曲げわっぱの魅力をお伝えします。曲げわっぱのある暮らしを楽しんでみませんか?
大館工芸社とは
秋田県大館市にある大館工芸社は、曲げわっぱや秋田杉の工芸品を扱う専門店です。
「お客様に喜ばれる良いもの作る」
この志とともに1959年に創業し、2024年4月に65周年を迎えました。
「曲げわっぱのお弁当」と聞くと「すぐに木がダメになりそう」「洗うのが大変そう」と心配になる方もいるかもしれません。
しかし、大館工芸社が手掛ける「曲げわっぱのお弁当」なら、食器用洗剤でしっかり洗えます。お手入れをすれば、長く使い続けられることが最大の魅力です。
職人の手作業にこだわる大館工芸社だからこそ、「良いものを長く使いたい」という願いを叶えてくれます。
大館曲げわっぱ
「大館曲げわっぱ」は、経産省に指定された『伝統的工芸品』です。歴史的な起源は奈良時代頃まで遡るともいわれています。
曲げわっぱとは、杉やヒノキなどを薄く削った板を、95度以上の熱湯に通して柔らかくし、素手で円形や楕円に曲げて、桜の皮でとじた容器のことです。
曲げわっぱのお弁当には、食材の味を引き立てるとともに、中の湿度をコントロールする調湿機能があるため、冷めてもふっくらおいしいご飯を味わえます。杉には抗菌効果があり、ご飯が傷みにくくなります。
美しい木目と温かいぬくもりを感じさせる大館曲げわっぱ。地域の伝統工芸品であるものの、機能性にも優れたアイテムといえるでしょう。
美しいけれど貴重な秋田杉
日本三大美林のひとつに数えられる秋田杉は、自然の中でゆっくりと年月をかけて成長します。そのため、秋田の杉は、木目が細くて美しい。強度に優れ、軽くて弾力性にも富む木材です。
創業以来、樹齢200年以上の天然秋田杉と呼ばれる材で「曲げわっぱ」を作り続けてきました。しかし、平成25年に天然秋田杉が供給停止となりました。それ以降は植林された樹齢100年以上の高樹齢材で「曲げわっぱ」を作り続けています。
良いものを長く
貴重な木材から生まれる曲げわっぱは、見た目も機能性からも1日でも長く使いたくなるアイテムです。
・小判弁当
小判弁当は、ご飯とおかずを詰めやすくてバランスも取りやすい、もっともスタンダードな形状です。軽量でありながら、強度と弾力性に優れた郷土の逸品です。
大館工芸社の弁当箱はすべてウレタン塗装をしているため、使用後は食器用洗剤でしっかり洗えます。から揚げやチャーハン、ナポリタンなど、いろいろなお料理も入れられるのも魅力です。
どの形を買うか迷ったときは、昔から愛される小判弁当をおすすめします。
・軌(MICHI)
細長い楕円形で、一本のラインが入った曲げわっぱです。斬新なデザインでありながら、木の美しさと和の温もりが感じられます。
第34回秋田県特産品開発コンクールにて「民工芸品部門最優秀賞(秋田県知事賞)」を受賞しました。
・丸盆(尺)内朱
内側が朱塗りの曲げわっぱのお盆です。軽くて運びやすいデザインなのも魅力です。
お客様へのおもてなしや、家族の大切なイベントをより華やかにしてくれるでしょう。こちらもお弁当と同じく、食器用洗剤は使用可能です。
・おひつ(七寸木地仕上)
曲げわっぱのおひつです。炊き立てごはんの熱と湿気がほどよくとれ、一粒一粒をよりおいしく味わえます。
こちらは「ウレタン無塗装」であるため、取り扱いには注意が必要です。洗剤を使用せずに柔らかいスポンジや布で洗い流してください。
塗装曲げわっぱのお手入れ方法
ウレタン塗装をしている曲げわっぱであれば、食器用洗剤と柔らかいスポンジや布でやさしく汚れを落としてください。ただし、硬いスポンジやたわし、クレンザーは使わないでください。
洗った後は、水気をしっかりふき取りましょう。その後は、ふたも箱部分も、立てて充分に乾かすことが大切です。
お手入れに手間はかかりますが、丁寧な暮らしを楽しむことにつながるでしょう。
曲げわっぱのある暮らしを楽しもう
大館工芸社は、秋田杉から生まれた美しい伝統工芸品を通して、食を味わうだけでなく、毎日の食卓に彩りと喜びをもたらすライフスタイルを提案しています。
秋田杉本来の自然の温もりは、毎日の食事を特別なものに変え、家族や友人を心から笑顔にするきっかけを生み出します。
自然と調和した曲げわっぱのお弁当箱なら、おかずを詰めるときも、昼休憩にふたを開けるときも、きっと心が高まるでしょう。
ぜひ、曲げわっぱのある暮らしを楽しんでください。気になる方は以下のサイトをご確認ください。