【カエルデザイン】海洋プラスチックやフラワーロスをアップサイクルしてアクセサリーに
カエルデザインは、海洋プラスチックやフラワーロス(廃棄花)などをアップサイクルし、アクセサリーとして生まれ変わらせています。今回は、カエルデザインの思いや願いが詰まったアクセサリーについて紹介します。
カエルデザインの願い
古代エジプトでは、カエルは生命の誕生や絶えることのない再生、復活の象徴とされてきました。また、カエルは日本語では「帰る」、「返る」、「還る」、「変える」と同じ発音となるので、幸運、お金が返ってくる、人が帰ってくる、様々な状況を良い方向へと変えてくれる、幸運の象徴とされています。
海の環境や社会の環境、パートナーである障害を持つ人たちの現状を、少しずつでもより良い方向へと「カエル」ことを目的にしています。カエルデザインは、海洋プラスチックやフラワーロスなど不要になったものを、アクセサリーなど使えるものにし、そのモノの価値を高める、アップサイクルを行っています。
アップサイクルの工程で障害を持つ仲間たちに参加してもらうことで、障害を持つ人たちの生活改善や自立につなげていきたいと考えています。
海洋プラスチックとは
海に漂う多数のプラスチックごみは海洋プラスチックと呼ばれ、年間にするとジャンボジェット機5万機相当の800万トンものプラスチックごみが流出しています。
プラスチックごみは、海岸で太陽の紫外線と熱で劣化し、分裂して小さくなり、5mm以下になるとマイクロプラスチックと呼ばれます。風や波で飛ばされ海に漂うことで、カメや海鳥などの生き物が餌と間違え飲み込んでしまい、死亡する原因になっています。
フラワーロスの活用
花店さんが仕入れた後に、折れたり傷んだり萎れて販売できない花の量は仕入れた量の30%〜40%。カエルデザインはそんな破棄予定だった花たちをアップサイクルしてアクセサリーとして生まれ変わらせています。
まだ綺麗な花びらを丁寧にドライフラワーにした後に、樹脂でコーティングしているので、どのアクセサリーも、無着色の花の色そのもの。透明感の中にも、花本来の風情ある色合いになっています。
おすすめ商品
海洋プラスチックやフラワーロスから生まれたカラフルなアクセサリーたちをご紹介します。
海洋プラスチックのイヤリング・ピアス
アクセサリーのパーツは、いろんな色の海洋プラスチックを組み合わせ、高温で溶かして融合させ、板にして、切り出して加工していきます。ひとつとして同じものはありません。
その鮮やかな色彩は、元々海に漂っていたごみから生まれたとは想像しづらいでしょう。
プラスチックの重さは紙と同程度なのでとっても軽く付け心地も快適です。
フラワーロスのアクセサリー
フラワーロスをドライフラワーにして樹脂でコーティングして作られました。
まずドライフラワーにすることで色に深みを出し、樹脂でコーティングすることで美しさを際立たせます。
一切着色していない自然のままの色で表現しています。時間の経過とともに退色、変色していきますが、時を経てトーンが変化するのもフラワーロスのアクセサリーの楽しみ方です。
まとめ
今回はアップサイクルで海を守る活動をしているカエルデザインの魅力について解説していきました。
海に投棄されている海洋プラスチックが色とりどりのアクセサリーに形をかえ、人間の元に帰ってくると思うと、なんだか感慨深い気持ちになります。
アクセサリーを購入することで、環境保全の手助けになります。カエルデザインの活動が世に広まり、1人でも多くの人が環境へのアクションを起こすことを願っています。
カエルデザイン公式HP
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