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白根神社|由緒ある草津温泉の守護神社と見どころ、参拝情報を完全ガイド

白根神社|由緒ある草津温泉の守護神社と見どころ、参拝情報を完全ガイド

草津温泉の中心「湯畑」より徒歩約3分の高台に鎮座する白根神社は、古くから白根山信仰の中心として崇敬されてきた由緒ある神社です。火山である白根山を祀る神社で、元は白根山上に鎮座していましたが、現在は温泉街を見下ろす静寂な境内で、多くの参拝者を迎えています。

白根神社の概要・基本情報

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白根神社は群馬県吾妻郡草津町に位置し、草津温泉のシンボル的存在として親しまれている神社です。湯畑を挟んで光泉寺と反対側の囲山と呼ばれる場所にあり、境内は木々に囲まれ、観光客で賑わう温泉街とは別世界の静寂なひと時を過ごせます。

歴史と由来

創祀年代は不詳ですが、『上野国神名帳』に吾妻郡十二社の「従一位 白根明神」とある古社として記録されており、貞観5年(863)以前からの古社ということがわかります。

当初は白根山上に鎮座していた白根神社でしたが、明治六年、郷社に列格した際に、温泉街を見下ろす囲山と呼ばれる現在地に社殿を建立されました。拝殿は明治十五年に新築され、昭和三十二年に改築されて現在の姿となっています。

古来より白根神社は早くから神仏習合し、御神体である白根山は修験僧の修行の場として信仰の対象となっていました。「武具脱の池」の名称は白根山修験の修行僧が、この池で、甲冑とみなされていた頭巾や法衣を脱ぎ、身を清めてから白装束に着替え山頂に登拝した事に由来するなど、山岳信仰の歴史を今に伝えています。

祭神とご利益

ご祭神は、日本武尊(やまとたけるのみこと)です。武勇に優れた日本古代史上の伝説的英雄として知られ、『明治神社誌料』によると、右大将頼朝公が建文四年八月三日、信州三原で狩りをし、白根明神の鳥居の前に来た時、硫黄の臭気と湯けむりを見つけ草津温泉を発見したとの伝説があります。

ご利益は五穀豊穣、無病息災、厄除け、家内安全などがあり、病気平癒、火防、リフレッシュ、交通安全、勝運にもご利益があるとされています。特に温泉地の守護神として、多くの湯治客や観光客から信仰を集めています。

白根神社の見どころ・特徴

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白根神社の境内は白根神社本殿の他にも、沼神社や分社があり、見所がたくさん点在しており、歴史と自然が調和した美しい空間となっています。

建造物・構造の魅力

白根神社の社殿は明治15年(1882)に改築されたもので、拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行4間、正面1間向拝付き、本殿は切妻、妻入り、銅板葺きの立派な造りとなっています。

境内には白根神社、沼神社、諏訪神社、三峯神社の4社が点在しており、それぞれが独特の雰囲気を持っています。石灯籠は草津の温泉宿やお店などにより奉納されたものと思われ、それぞれの名が刻まれていますことから、地域に根ざした信仰の深さを感じることができます。

自然・景観の美しさ

白根神社の最大の魅力の一つは、豊かな自然に囲まれ、春の石楠花、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々いつ参拝してもお楽しみいただけることです。特に境内のシャクナゲは御神木とされており、周辺の囲山公園では例年4月下旬頃~5月上旬頃にかけてアズマシャクナゲが見頃を迎えます。

石段を登り切ると温泉街の街並みを見渡す事が出来、その眺望はなかなかのもので、草津温泉の全景を一望できる絶好のビュースポットとなっています。

文化財・重要な所蔵品

境内には数多くの文化的価値の高い石碑が点在しています。芭蕉句碑(「夏の夜や谺にあくる下駄の音」草津町指定文化財)や草津鷲湯碑(草津町指定文化財)、高村光太郎碑、十返舎一九碑などが建立されており、文学と温泉文化の歴史を物語っています。

これらの碑は単なる記念物ではなく、草津温泉を愛した多くの文人墨客の足跡を示す貴重な文化遺産として大切に保存されています。

参拝・拝観案内

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白根神社への参拝は一年を通じて可能で、町の中心「湯畑」より徒歩約3分ですが、静かな環境でゆっくりとご参拝いただけます。境内は木立に囲まれ、温泉街の喧騒から離れた神聖な空間となっています。

参拝作法とマナー

白根神社への参拝は、湯滝通りを「西の河原公園」方面に進み、右側の石段を上ると鳥居が見えます。石段は結構急で長いため、運動靴と動きやすい服装での参拝をおすすめします。なお、石段を避けたい場合は、西の河原公園駐車場側から行けば比較的楽にアクセスできます。

境内では一般的な神社参拝の作法に従い、手水舎でお清めをしてから本殿にお参りください。手水舎のお水は湧き水のようで、清らかな水でお清めができます。境内は静寂な雰囲気ですので、他の参拝者への配慮を心がけましょう。

年中行事・季節のイベント

年始の初詣に始まり、お焚き上げ、例大祭、七五三詣、年末の神札頒布までが毎年恒例の行事となっています。

特に注目すべきは、毎年7月17・18日には、十数基の神輿が町を練り歩く白根神社祭礼が賑やかに行われることです。白装束の小若連が神輿を担いで町中を練り歩き多くの露店が並びます。普段は静かな神社ですが、この時期は草津温泉全体が祭りの熱気に包まれ、多くの見物客で賑わいます。

その他、各種祈祷などについては随時相談の上で行っているため、ご希望がある場合は事前にお問い合わせすることをおすすめします。

御朱印・お守り情報

白根神社の御朱印は特徴的で、勾玉が3つ集まったような形状の巴が印象的です。社務所が留守でも石段下にある蕎麦屋さんでいただくことができます。白根神社の御朱印は湯畑から神社に上がる石段下左手横にある「食事処松美」で受け付けてます。

このお店の営業時間は11時~15時火曜日定休となっており、食事しなくても御朱印は授かります。なお、境内社の御朱印もあるようですので、詳細は現地でご確認ください。

お守りについては、現在は一般的な提供が行われていない可能性がありますので、詳細は公式サイトまたは現地でご確認ください。

アクセス・利用情報

白根神社は草津温泉の中心部に位置し、公共交通機関でも車でもアクセスしやすい立地にあります。温泉街散策の一環として気軽に参拝できるのが魅力です。

交通アクセス

電車・バスをご利用の場合は、JR長野原草津口駅からバスに乗車し、草津温泉バスターミナルで下車後、徒歩約5分で到着します。バスターミナルから湯畑まで歩き、そこから湯畑から白根神社までは、徒歩3~4分です。

車でお越しの場合は、関越自動車道渋川伊香保ICから約1時間、上信越自動車道碓氷軽井沢ICから約50分の距離にあります。草津温泉街に入ってからは、湯畑を目指し、そこから徒歩でのアクセスとなります。

住所:群馬県吾妻郡草津町草津538

拝観時間・料金・駐車場情報

白根神社は基本的に24時間参拝可能ですが、社務所が開いているのは基本的にお正月などの特別な時のみとなっています。参拝料は無料です。

駐車場は神社専用のものはありませんが、草津温泉 西の河原公園駐車場(150台収容、2時間まで550円)や草津温泉 湯畑観光駐車場(180台収容、20:00に閉鎖)などの有料駐車場を利用することができます。西の河原公園駐車場からは白根神社まで約140mと最も近く便利です。

特に観光シーズンや祭礼時は駐車場が混雑することが予想されるため、早めの到着をおすすめします。また、石段が急で長いため、歩きやすい靴での参拝を心がけてください。

参照サイト

・草津温泉:白根神社 公式ホームページ:https://shiranejinja.jp/

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