• HOME
  • コラム
  • SPOT
  • 星宮神社(下野市)|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド
星宮神社(下野市)|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

星宮神社(下野市)|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

栃木県下野市に鎮座する星宮神社は、約1200年の歴史を誇る由緒ある神社です。金運上昇で知られる「あすなろ龍神御柱」や、トトロの森のような神秘的な参道で近年注目を集めており、地元の人々だけでなく多くの参拝者に愛され続けています。

星宮神社(下野市)の概要・基本情報

星宮神社(下野市)|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

星宮神社(下野市)は、古来より地域の信仰を集める重要な神社として親しまれてきました。正式には「下野星宮神社」や「下古山星宮神社」とも呼ばれ、宇都宮から10キロ圏内の田園地帯に位置しながらも、豊かな自然に囲まれた神聖な空間を保っています。

歴史と由来

星宮神社の創建は、第51代平城天皇の御代である大同2年(807年)4月10日とされています。藤原鎌足公の十代の後裔である飛鳥井刑部卿が開拓司として当地に居住し、児山の郷の乾の方を宮内と称して、磐裂神と根裂神を地方鎮守の神として祀ったことが始まりとされています。

一説には康和元年に上皇の命により社を祀ったとも伝えられていますが、これについては定かではありません。後に当地に城を築いた児山三郎左衛門公が香取神宮より経津主神を勧請し、守護神として崇敬したことで、神社の格式はさらに高まりました。

長い歴史の中で地域の人々の信仰を集め続け、現在でも「星々を祓い清めて明日を開く」という理念のもと、人々の一生をお守りする神社として親しまれています。

祭神とご利益

星宮神社の主祭神は磐裂神(いわさくのかみ)と根裂神(ねさくのかみ)です。これらの神々は古くから開拓の守護神として崇敬され、土地を切り拓き、新しい道を開く力を持つとされています。

後に勧請された経津主神(ふつぬしのかみ)は武神として知られ、厄除けや方位除け、学問成就のご利益があるとされています。これらの神々の御神徳により、星宮神社は武運長久、開運招福、厄除け、学問向上、そして窮地を救う力があるとして、まさに人の一生をお守りする神社として信仰を集めています。

特に近年は金運上昇のご利益で知られるようになり、県内外から多くの参拝者が訪れています。

星宮神社(下野市)の見どころ・特徴

星宮神社(下野市)|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

星宮神社は古い歴史を持ちながらも、現代的な魅力にあふれた神社として多くの人々を惹きつけています。境内には数多くの見どころがあり、それぞれが独特の物語や意味を持っています。

あすなろ龍神御柱と金運上昇

星宮神社で最も注目される見どころの一つが「あすなろ龍神御柱」です。この御柱には興味深い由来があります。平成27年の秋の例大祭前日、境内の参道に突然黄金の土竜(もぐら)が発見されました。この大変縁起の良い出来事にちなんで、明日桧(あすなろ)の大木で作られた黄金の柱が境内に祀られることになりました。

日本神話では土竜は「オコロ」という神様として登場し、迦具土神と埴安姫神の子とされています。空を飛ぶ龍になろうとしたが飛べない龍となった神様とされており、努力と希望の象徴とされています。

「明日桧(あすなろ)」の名前の由来は「明日はヒノキになろう」という説があり、希望と努力の意味を持っています。「明日は桧になれるかな、いつかは空を飛びたいな」という2つの祈りが込められた「あすなろ龍神御柱」に祈りを捧げることで、金運上昇や諸願成就のご利益があるとされています。

夢福神と九難除け

拝殿前の石段左側には「夢福神」という特徴的な石像があります。この石像は中国の「貘(バク)」を模したもので、私たちの悪い夢(厄)を食べ、良い夢(幸福)と平和な世界を与えてくれるとされています。

夢福神は栃木県内に9体存在し、これらを巡ることで「九難除け」のご利益があるとされています。星宮神社の夢福神はそのうちの一体で、多くの参拝者が厄除けと幸福を願って訪れています。

トトロの森と神秘的な参道

星宮神社は「トトロの神社」として近年話題になっています。これは境内へ続く参道の入口に、まるでトトロのような形をした巨大な土の塊があることから名付けられました。田園地帯の中にこんもりとした森が生い茂る様子は、まさにトトロの世界を彷彿とさせます。

この異世界へと続きそうな通路を抜けて神社に向かう体験は、参拝者にとって特別な思い出となることでしょう。宇都宮から10キロ圏内でありながら、昔ながらの里山の風景や雑木林などの豊かな自然が残るこの地域ならではの魅力といえます。

へび注連縄と運気上昇

境内の鳥居には「へび注連縄」と呼ばれる特徴的な注連縄が巻かれています。この注連縄に触れることで運気上昇や金運のご利益があるとされており、多くの参拝者が祈りを込めて触れていきます。

また、大晦日から節分の期間には行灯大鳥居が点灯され、星宮神社の新年の風物詩として親しまれています。夜間に浮かび上がる幻想的な光景は、一年の始まりにふさわしい神聖な雰囲気を演出します。

参拝・拝観案内

星宮神社(下野市)|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

星宮神社では、古来の作法に従った参拝を通じて、神様とのご縁を深めることができます。境内には複数の見どころがあるため、それぞれの特徴を理解して参拝することで、より充実した体験となるでしょう。

参拝作法とマナー

星宮神社での参拝は、一般的な神社参拝の作法に従って行います。まず鳥居をくぐる前に一礼し、参道は中央を避けて歩きます。手水舎で心身を清めた後、拝殿前で二拝二拍手一拝の作法で参拝しましょう。

特に星宮神社では、境内の各見どころにも特別な意味があります。あすなろ龍神御柱では金運上昇と諸願成就を、夢福神では厄除けと良い夢を、へび注連縄では運気上昇を願って、それぞれ丁寧に祈りを捧げることができます。

トトロの森のような参道を通る際は、自然への感謝の気持ちを持ち、静かに歩くことで神聖な雰囲気を感じることができるでしょう。

年中行事・季節のイベント

星宮神社では年間を通じて様々な祭事が執り行われています。秋季例大祭では下野市指定文化財の太々神楽が奉納され、地域の重要な文化的行事となっています。この神楽は古くから神社に伝わる伝統芸能で、氏子や総代の皆様と共に粛々と執り行われます。

大晦日から節分にかけては行灯大鳥居が点灯され、新年の特別な雰囲気を演出します。この期間は多くの初詣参拝者で賑わい、一年の無病息災や開運招福を願う人々で境内が活気に満ちます。

境内では季節に応じてひまわり畑なども楽しむことができ、夏には黄色い花々が青空に映える美しい光景を見ることができます。また、花手水なども実施されており、四季折々の美しさを感じながら参拝することができます。

御朱印・お守り情報

星宮神社では通年で御朱印をいただくことができます。受付時間は午前9時から午後4時30分までとなっています。月参り御朱印や四季限定御朱印など、様々な種類の御朱印が用意されており、参拝の記念として多くの方に親しまれています。

令和7年からは境内で発見された金のモグラに因んだキャラクター「こがねくん」をメインにした月参り御朱印も登場し、従来の神楽の要素も織り込まれた特別なデザインとなっています。

お守りについては、金運上昇、厄除け、方位除けなど、星宮神社の御神徳に応じた各種お守りが授与されています。詳細な種類や料金については、参拝時に社務所でご確認ください。

アクセス・利用情報

星宮神社(下野市)|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

星宮神社は栃木県南部の下野市に位置し、宇都宮市からも比較的近い立地にあります。公共交通機関と自家用車の両方でアクセス可能ですが、それぞれ特徴がありますので、参拝計画に合わせて最適な交通手段を選択してください。

交通アクセス

お車でお越しの場合は、北関東自動車道の壬生インターチェンジから約10分でアクセスできます。関東圏からのアクセスが良好で、カーナビゲーションシステムに住所を入力すれば容易に到着できます。

電車をご利用の場合は、JR宇都宮線の石橋駅が最寄り駅となります。石橋駅からは車で約10分の距離にあるため、タクシーのご利用をおすすめします。バス路線についての詳細は、事前に地元の交通情報をご確認ください。

下野市内は田園地帯が広がる地域のため、道路状況は比較的良好ですが、農繁期や祭事の際は周辺道路が混雑することもありますので、時間に余裕を持ってお越しください。

<住所> 〒329-0502 栃木県下野市下古山1530

拝観時間・料金・駐車場情報

星宮神社の参拝は基本的に自由に行うことができます。境内への立ち入りに特別な料金は必要ありませんが、御朱印やお守りなどの授与品については別途料金が必要です。

社務所の受付時間は午前9時から午後4時30分までとなっており、この時間内であれば御朱印の受付やお守りの授与を受けることができます。時間外の参拝も可能ですが、社務所での対応はできませんのでご注意ください。

駐車場については境内に参拝者用の駐車スペースが確保されています。普通車での参拝であれば問題なく駐車できますが、大型バスや団体での参拝を予定されている場合は、事前に神社までお問い合わせいただくことをおすすめします。

祭事や年末年始の混雑時には駐車場が満車になる可能性もありますので、特に初詣や例大祭の期間中は早めの時間帯での参拝をご検討ください。

参照サイト

・下野星宮神社 公式ホームページ:https://hoshinomiya-jinjya.com/
・栃木県神社庁:http://www.tochigi-jinjacho.or.jp/?p=534

関連記事一覧