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本城厳島神社(美人弁天)|日本唯一の美人証明を発行する由緒ある神社の魅力と参拝案内を完全ガイド

本城厳島神社(美人弁天)|日本唯一の美人証明を発行する由緒ある神社の魅力と参拝案内を完全ガイド

栃木県足利市に鎮座する本城厳島神社は、通称「美人弁天」として親しまれ、日本で唯一「美人証明」を発行する神社として多くの女性から注目を集めています。外見的な美しさだけでなく、心の美しさや健康、長命を願う全ての女性の願いを叶えてくれる特別な神社です。

本城厳島神社(美人弁天)の概要・基本情報

本城厳島神社(美人弁天)|日本唯一の美人証明を発行する由緒ある神社の魅力と参拝案内を完全ガイド

本城厳島神社は、寛政5年(1793年)に建立された歴史ある神社で、明治維新前は通称「明石弁天祠」と呼ばれていました。現在では「美人弁天」の愛称で親しまれ、女性の美と健康、長命を司る神社として全国から参拝者が訪れています。

歴史と由来

本城厳島神社の歴史は室町時代まで遡ります。文正元年(1466年)から天正18年(1590年)まで足利の地を統治した長尾氏の時代、三代目長尾景長が城の守護神として弁天を崇敬し、両崖山の足利城周囲に七つの弁天を配置しました。これが「長尾の七弁天」と呼ばれるもので、本城厳島神社はその中の一つとして重要な役割を担っていました。

昔、この地には清泉が湧く池があり、水にゆかりの深い神として弁財天が奉祀されました。足利の両崖山麓に流れる清水を飲んでいた女性たちが自然に美しくなったという言い伝えから、「美人の国・足利」という呼び名が生まれ、美人弁天の信仰が育まれてきました。

特に有名なのが「八重の物語」です。代々短命の家系に生まれ、数々の災いに悩まされていた八重という女性が、旅の先達の教えに従い弁天に百日参りを続けたところ、健康と長命、そして美を授かったという伝説が残されています。この物語が美人弁天の信仰の原点となっています。

祭神とご利益

本城厳島神社の御祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)で、美人弁天はこの市杵島姫命の分身として祀られています。市杵島姫命は水の神様であり、七福神の中で唯一の女性の神様である弁財天としても信仰されています。

美人弁天は「健康・長命・美」の三つの願いを叶える神様として知られており、特に女性の心の優しさを重視しています。ここでいう「美人」とは、外見的な美しさだけでなく、内面からにじみ出る美しさや女性の心の優しさを指しており、すべての女性が本来持っている美しさを証明し、護ってくれる神様です。

本城厳島神社(美人弁天)の見どころ・特徴

本城厳島神社は小さな境内ながら、多彩な弁天様と独特の文化的価値を持つ見どころに満ちた神社です。特に日本唯一の美人証明の発行や、境内に点在する様々な弁天様との出会いが参拝者を魅了しています。

日本唯一の美人証明

本城厳島神社最大の特徴は、日本で唯一「美人証明」を発行していることです。この美人証明は単なる記念品ではなく、美人弁天が認める「心の美しさ」を証明する特別なお守りとして位置づけられています。

美人証明にはカードサイズとハガキサイズの2種類があり、ハガキサイズには名前を入れることも可能です。自分用はもちろん、大切な人への贈り物としても人気があります。この証明書は、外見的な美しさではなく、すべての女性が持つ「女性の心の優しさ」を守り、証明するものとして発行されており、参拝した女性たちの心の支えとなっています。

美人証明の発行は開扉日である毎月第1・第3日曜日に境内の社務所で行われているほか、開扉日以外は近隣の「カー&サイクルタナカ」や「大麦工房ロア朝倉店」でも受け取ることができます。

境内の弁天様めぐり

本城厳島神社の境内には複数の弁天様が祀られており、それぞれ異なるご利益があります。境内に入ってすぐ左手には「水かけ弁天」が岩の上に座しており、この弁天様は災いを流してくれる神様として信仰されています。

境内中央の朱色の御堂を護るように左右に配置されているのは「なで弁天」です。双子のようによく似た姿をしていますが、それぞれ異なった琵琶を操っており、参拝者がこの弁天様を撫でることで「健康・長命・美」のご利益を得られるとされています。

そして御堂の中には主役である「明石弁天」が安置されています。この明石弁天こそが美人弁天の本体とも言える存在で、足利七福神の一つとしても重要な位置を占めています。存在感に満ちた美しい姿は、多くの参拝者に深い印象を与えています。

長尾の七弁天としての文化的価値

本城厳島神社は、室町時代の足利を統治した長尾氏によって配置された「長尾の七弁天」の一つとして、重要な文化的・歴史的価値を持っています。長尾氏は足利城の守護のため、城の周囲に七つの弁天を配神し、それぞれに守兵を置いて城の守護にあたらせました。

この七弁天の配置は、単なる宗教施設の設置にとどまらず、戦国時代の城郭防御システムの一部としても機能していました。現在でも足利市内には長尾の七弁天の痕跡が残されており、本城厳島神社はその中でも特に信仰が継承されている貴重な存在です。

また、足利が「美人の国」と呼ばれる背景には、両崖山麓の清水という自然環境と、弁財天信仰という文化的要素が結びついた独特の地域性があります。この文化的背景が現在の美人弁天信仰の基盤となっており、地域の歴史と文化を物語る重要な文化遺産としての側面も持っています。

参拝・拝観案内

本城厳島神社への参拝は年中無休で可能ですが、美人弁天の特別参拝や美人証明の発行には特定の日程があります。神社の参拝作法を理解し、適切なマナーで参拝することで、より深いご利益を得ることができます。

参拝作法とマナー

本城厳島神社での参拝は、一般的な神社参拝の作法に従って行います。鳥居をくぐる際は一礼し、参道の中央を避けて歩くことが基本です。手水舎で手と口を清めてから参拝に向かいましょう。

美人弁天への参拝では、特に境内の各弁天様への順序立ったお参りが推奨されています。まず入口近くの水かけ弁天で災いを流し、次になで弁天で健康・長命・美を願い、最後に御堂の明石弁天に丁寧に参拝するという流れが一般的です。

なで弁天を撫でる際は、他の参拝者への配慮も忘れずに行いましょう。混雑時は譲り合いの精神を大切にし、ゆっくりと心を込めて撫でることが大切です。参拝後は感謝の気持ちを込めて一礼し、静かに境内を後にします。

開扉日と特別参拝

本城厳島神社の美人弁天は、毎月第1・第3日曜日を「開扉日」として特別に御堂を開いています。この開扉日には、普段は見ることのできない美人弁天の御姿をより近くで拝観することができ、特別な参拝体験を得ることができます。

開扉日には境内中央の社務所が開設され、美人証明の発行や御朱印の授与が行われます。この日は多くの参拝者が訪れるため、時間に余裕を持って参拝することをお勧めします。特に午前中は比較的混雑が少なく、落ち着いて参拝できる時間帯です。

開扉日以外でも神社への参拝は可能ですが、美人証明や美人弁天の御朱印が必要な場合は、鳥居から直進約100メートルの場所にある「カー&サイクルタナカ」または「大麦工房ロア朝倉店」で受け取ることができます。これらの店舗では神社と提携して授与品の取り扱いを行っており、参拝者の便宜を図っています。

御朱印・お守り情報

本城厳島神社では「明石弁天」と「美人弁天」の2種類の御朱印を授与しています。明石弁天の御朱印は境内左奥の社務所で、美人弁天の御朱印は開扉日に境内中央の社務所で頂くことができます。美人弁天の御朱印はピンクの和紙で作られており、女性らしい美しいデザインが特徴的です。

御朱印料は各300円で、御朱印帳をお持ちでない方には紙での授与も行っています。足利七福神巡りの一環として参拝される方も多く、明石弁天の御朱印には足利七福神のスタンプも押印されます。

美人証明は神社最大の特色あるお守りで、カードサイズとハガキサイズの2種類があります。ハガキサイズでは名前入れのサービスも行っており、自分用だけでなく、大切な人への贈り物としても人気があります。その他にも健康・長命・美にちなんだ各種お守りが用意されており、参拝の記念品として多くの方に愛用されています。

アクセス・利用情報

本城厳島神社は足利市の中心部からやや北に位置し、公共交通機関でも自家用車でもアクセス可能な立地にあります。参拝計画を立てる際の参考として、詳細な交通案内と施設情報をご確認ください。

交通アクセス

電車でのアクセスは、JR両毛線足利駅または東武伊勢崎線足利市駅が最寄り駅となります。JR足利駅からは徒歩約25分、タクシーで約5分の距離です。東武足利市駅からも同様に徒歩約25分、タクシーで約5分となっています。

徒歩でのアクセスを選択される場合は、足利学校や鑁阿寺などの観光スポットを経由するルートがお勧めです。鑁阿寺から北へ約10分歩くと本城厳島神社に到着するため、足利観光の一環として複数の名所を巡ることができます。

自動車でのアクセスは、北関東自動車道足利ICから約10分の距離です。カーナビゲーションシステムを使用する場合は「栃木県足利市本城2丁目1860」で検索すると正確な位置を特定できます。足利市街地は一方通行の道路が多いため、事前にルートを確認しておくと安心です。

<住所> 〒326-0808 栃木県足利市本城2丁目1860

開館時間・料金・駐車場情報

本城厳島神社の境内は年中無休で参拝可能です。参拝に関する料金は無料ですが、美人証明や御朱印などの授与品には別途料金が必要です。開扉日の特別参拝も無料で行うことができます。

駐車場は神社境内に約10台分の無料駐車スペースが確保されています。開扉日や観光シーズンには混雑する可能性があるため、公共交通機関の利用も検討されることをお勧めします。駐車場の場所が分からない場合は、地域の方々に尋ねると親切に教えていただけることが多いです。

美人弁天の御朱印や美人証明の授与時間は、開扉日の午前中から午後の時間帯となっていますが、詳細な時間については事前に確認されることをお勧めします。開扉日以外の授与品取り扱いについては、提携店舗の営業時間に準じますので、各店舗にお問い合わせください。

参照サイト

・美人弁天 公式ホームページ:https://bijinbenten.com/
・足利市観光協会 学び舎のまち足利:https://www.ashikaga-kankou.jp/spot/akeshibenten

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