【O・D・R・F】職人が作る栃木レザーの革靴

O・D・R・F(Ohno Design Reserch Field)は、大阪府松原市にある革製品のブランドです。高品質な素材と熟練した職人技術を融合させ、スタイリッシュで快適な革製品の販売をしています。

こだわりの素材を用いた、職人技が光る革製品を提案するO・D・R・Fをご紹介します。

O・D・R・Fとは

O・D・R・Fの革製品は、細部にまでこだわったデザインと、耐久性や心地よさを重視して作られており、ビジネスシーンからプライベートまで幅広いシーンで活躍します。クラシックなデザインとモダンな要素を組み合わせたスタイルが人気です。

ハンドメイドの革靴ブランド「grow naturally」と革グッズブランド「A・m・P」の2つから成り立っています。

こだわりの栃木レザー

O・D・R・Fで使用している革は、最高級の国産革である栃木レザーを主に使用しています。

栃木レザーとは、老舗の皮革製造メーカーである栃木レザー株式会社が製造しているしなやかで丈夫な革です。植物の樹皮から採取できるタンニンでなめす(革を柔らかくする)ため、有害な薬品類は一切使わず、環境に配慮しています。

通常よりも多い20にも及ぶ製造工程でなめすため、耐久性が高く、経年変化が美しい革に仕上がります。革を使い込むほどに柔らかく、色濃く、艶が増し、愛着のわく風合いに育っていきます。

O・D・R・Fの職人たち

O・D・R・Fでは、職人がさまざまな工程を担当し、革製品を作り上げています。職人技が光る各工程をご紹介します。

紙型師

「紙型師」とは、革製品を製作する前に、製品のパーツごとの型紙(パターン)を作成する職人です。紙型師はデザイン画や企画書に基づいて、革製品の各部分の寸法や形状を正確に計算し、紙に型を起こします。

型紙”と呼ばれるのが一般的ですが、靴業界では“紙型”と呼びます。紙型は、正確な革のカットや組み立てに欠かせない基盤です。紙型師の技術と精度が、製品の仕上がりや品質に大きく影響するため、熟練した技術が求められます。

靴の立体的なデザインを平面の紙に落とし込み、紙型に合わせて革を裁断して組み立てます。きちんとデザイン通りに仕上がるかどうかは、熟練した職人の技にかかっていると言えるでしょう。​

裁断師 

「裁断師」とは、革を正確に裁断する専門の職人です。紙型師が作成した型紙を基に、革の厚さや質感、パーツごとの特性を考慮しながら、無駄なく効率的に革をカットします。

革の特性を見極め、製品ごとの最適な裁断方法を判断する能力が必要です。裁断師の腕前が、製品の美しさや耐久性に大きな影響を与えます。

裁断をするときは、クリッカーと呼ばれる油圧プレス機を使います。1プッシュ20トンもの圧力がかかるため手の位置には細心の注意を払い、気を抜くことは​許されません。

他にも「製甲師」「​底付け師」「仕上げ師」などの職人技が光る


O・D・R・Fでは紙型師や裁断師の他に、足の甲を覆う革の制作をする「製甲師」、靴の形成の肝を担う「底付け師」、最終チェックを行う「仕上げ師」など、多くの職人が在籍しています。
 

さらにデザインの企画をしたり、裁断で残った革をリデュースするためのアイディアを出したりと、日々模索しながら快適でデザイン性のある革製品を生み出しています。

おすすめの革靴

履き心地抜群で、毎日履きたくなってしまうO・D・R・Fの革靴をご紹介します。

GN-2033

横幅がしっかり取ってある形は、日本人に多い幅広の足にぴったり。柔らかい革のため、外反母趾の方にも向いています。

ころんとした形が心をくすぐります。

GN-603

日常使いにはもちろん、特別な日の装いにも活躍する一品。足元を美しく、すっきりと見せてくれます。

植物タンニンなめしならではの柔らかな履き心地で、普段ブーツを履かない方にも、お試しいただきたいアイテムです。

まとめ


今回は革製品を取り扱う
O・D・R・F紹介しました。

最高級の国産の革である栃木レザーを用い、熟練した職人技が光る革靴。

一つ一つ異なる表情を持つ革を実際に見て、あなただけのお気に入りの一品を見つけてみてはいかがでしょうか。

O・D・R・F公式HP
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