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下呂温泉の特徴と見どころ。日本三名泉が誇る「美人の湯」を旅する

下呂温泉の特徴と見どころ。日本三名泉が誇る「美人の湯」を旅する

岐阜県・飛騨川の流域に湧く下呂温泉は、有馬温泉・草津温泉とともに「日本三名泉のひとつ」と称された天下の名泉です。その肌なじみのよさから「美人の湯」とも呼ばれています。はじめて訪れる方にも、温泉の魅力をじっくり味わっていただけるよう、特徴と主な見どころをご案内します。

下呂温泉ってどんな温泉?

下呂温泉の特徴と見どころ。日本三名泉が誇る「美人の湯」を旅する

日本三名泉のひとつ、室町時代から続く名湯

下呂温泉が名湯であることを初めて天下に紹介したのは、室町時代の京都五山の僧、万里集九でした。その詩文集『梅花無尽蔵』には「本邦六十余州ごとに霊湯あり。その最たるものは、上野の草津、津陽の有馬、飛州の湯島(下呂)、この三か所なり」と記されています。江戸時代の儒学者である林羅山は有馬、草津と共に下呂温泉を「天下の三名泉」と称しています。

温泉の出る場所が、海抜1,067mの山中から平地に移動し、温泉の利用が大変便利になり、名泉の評判が各地に広がっていきました。飛騨川の河原に湧くようになったことで、多くの人が訪れやすい温泉地として発展していきました。

「美人の湯」と呼ばれる泉質

下呂温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。pH9.2で石鹸効果があるため滑らかな肌ざわりは美容健康に効果があります。ほか、リウマチ、運動機能障害、神経症、神経麻痺、病後回復、疲労回復の効能も。刺激が少ない単純温泉は、子どもから年配の方まで広く楽しめるやさしいお湯です。

乱掘による泉脈の水位低下といった問題が現れたことをきっかけに、12か所の源泉を一旦タンクに集積し、そこから各施設へと温泉を供給する「温泉集中管理システム」が導入されました。1974年に全国に先駆けて温泉の集中管理システムを導入。組合加盟宿で同じ泉質のお湯を提供すると同時に、温泉資源を守っています。

下呂温泉の主な見どころ

噴泉池。飛騨川のほとりで湯気を感じる

噴泉池は飛騨川のせせらぎをバックに下呂温泉の源泉を堪能できる場所です。一切囲いもなく、開放感抜群で下呂温泉名物となっています。川のせせらぎを聞きながら源泉のそばに立つ体験は、温泉街ならではの一幕です。令和3年12月1日から入浴利用は禁止となりました。源泉に触れたり写真を撮ったりしながら、旅の思い出づくりに立ち寄ってみてください。

温泉寺。白鷺伝説が宿る山上のお寺

下呂温泉は薬師如来が傷ついた一羽の白鷺に姿を変え、飛騨川で傷を癒やし、源泉のありかを村人に知らせたと伝えられています。湯口の移動により、湯ヶ峰に安置してあった薬師如来像を村里に移動し、温泉寺とした。温泉街から石段を上った先に建つ温泉寺には、その薬師如来像が本尊として祀られています。紅葉の季節には境内が赤や黄に染まり、静かな山の空気とあいまってしみじみとした美しさを感じられます。

下呂温泉合掌村。茅葺き屋根と里山の風景

白川郷などから移築した国指定重要有形民俗文化財の「旧大戸家住宅」をはじめ10棟の合掌造りの民家を配し往時の生活を知る貴重な博物館です。また、陶芸体験や和紙の絵漉きが出来る飛騨工房、飛騨の味が楽しめる市倉、桜とモミジの里山「歳時記の森」などがあります。ものづくりに興味のある方にも、季節の自然を楽しみたい方にも、ゆったり過ごせる場所です。

足湯と湯めぐり。街歩きのお供に

下呂温泉には9つの足湯があり、街歩き散策に疲れたら足湯でひと休みするのもおすすめです。下呂温泉には名泉を満喫する「湯めぐり手形」というものがあります。加盟旅館やコンビニ、土産店で販売している手形は、1枚持っていると手形加盟旅館の中から3軒のお風呂に入浴が可能。手形はそのまま記念やお土産に持ち帰りすることもできます。

下呂温泉を訪れる前に知っておきたいこと

温泉街は飛騨川を中心に歓楽的な賑わいと山里の風情が調和して、下呂温泉の魅力を醸し出しています。玄関口はJR高山本線「下呂駅」で、旅館や飲食店、みやげ物屋が徒歩圏に揃っています。ゆったりした旅の時間を楽しみたい方は、旅館に連泊して周辺の自然や山歩きと組み合わせるのもよい過ごし方です。

草津温泉の魅力についてはこちらの記事でもご紹介しています。

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