
別府温泉のエリアと見どころ。湯けむり漂う温泉タウンを歩く
大分県別府市には、湯けむりが立ちのぼる温泉地がいくつも集まっています。地区ごとに湯の色や雰囲気が違うので、歩くだけでも温泉地の奥深さを感じられるのが別府ならではの楽しさです。今回は初めて訪れる方にもわかりやすいよう、代表的なエリアと見どころをご紹介します。
ひとつではない、いくつもの温泉地が集まる町

別府温泉は、ひとつの大きな温泉施設があるわけではなく、複数の温泉地区が集まって形作られています。古くから「別府八湯」と呼ばれ親しまれてきたそうで、地区ごとに湯質や景観が少しずつ異なるのが特徴です。旅の目的に合わせて滞在するエリアを選べるのも、別府ならではの楽しみ方といえます。
鉄輪温泉、湯けむりと湯の恵みを味わう町
坂道の向こうに湯けむりが立ちのぼる風景で知られる地区です。温泉の蒸気を利用して野菜や卵などを蒸し上げる調理文化が根づいており、温泉の恵みを暮らしのなかで味わってきた土地柄がうかがえます。散策しながら湯けむりの匂いを感じられるのも、この地区らしい体験です。
明礬温泉、湯の花小屋が並ぶ山あいの地区
山あいに、茅葺きの小屋が連なる独特の風景が広がる地区です。この小屋は伝統的な製法で湯の花を育てるためのもので、白く濁った湯とともに、昔ながらの湯治場の空気を今に伝えています。ゆったりと山の湯を楽しみたい方に向いています。
別府の中心地区、砂湯と昔ながらの共同浴場
別府駅の周辺に広がる中心部の地区です。砂に埋もれて温まる砂湯や、地元の人々が日常的に通う共同浴場が今も現役で残っており、温泉が暮らしにとけこんでいる様子を垣間見ることができます。町歩きと湯めぐりを一緒に楽しめる地区です。
亀川温泉、海に近い素朴な湯
別府湾に近く、落ち着いた雰囲気を残す地区です。観光地としての華やかさよりも、暮らしの延長にある温泉という空気を味わいたい方に向いている、静かな湯の町です。
別府観光の名物、地獄めぐり

別府観光を語るうえで欠かせないのが、色や姿の異なる温泉をめぐって楽しむ「地獄めぐり」です。海のように青く澄んだ「海地獄」や、赤茶色に染まる「血の池地獄」など、それぞれに個性豊かな表情があります。実際に入浴するというより、自然が生み出した温泉そのものの姿を眺めて楽しむ、別府らしい観光のかたちです。
旅のプランを立てるときのヒント
別府は地区ごとに雰囲気が異なるため、ひとつの地区に腰を据えてゆっくり過ごすのも、いくつかの地区を歩き比べてみるのも、どちらも旅の楽しみ方になります。湯けむりを眺めながら散策するだけでも、温泉地ならではのゆったりとした時間の流れを感じられるはずです。
エリアごとの個性を楽しみながらめぐる温泉地の旅は、草津温泉でも味わうことができます。あわせてご覧ください。
2026.06.23
草津温泉へ行こう。エリアと見どころをやさしくご案内
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