「soeff（ソフ）」は、2021年9月に立ち上げられた新しい化粧品ブランドです。
環境に配慮しつつ、ココナッツオイルやアルガンオイルなどを贅沢に使用した高品質なヘアケア用品を販売。
美容に動物の犠牲は必要ない、という考えを発足当初から念頭に掲げ、「100%ヴィーガン」であることなどSDGsに基づいた取り組みも行っているようです。
今回はそんなサステナブルな化粧品ブランド「soeff」をご紹介します。
soeffの名前の由来は「地球を救うこと」
soffの名前は「Save Our Earth For Future」の頭文字をとっています。
日本語でいえば、「未来のために私たちの地球を救う」。
地球上の自然、動物と共存していきたいという願いが込められています。
化粧品におけるヴィーガンとは
ヴィーガンとは、食生活において完全菜食主義者のことをいいます。
ベジタリアンと違って、卵や乳製品、はちみつ等の動物性のものを一切取らないのがヴィーガンの考え方です。
では、化粧品におけるヴィーガンとはどういう意味なのでしょうか。
soeffが掲げている「soeffの誓い」をご紹介します。
動物実験を行わない
化粧品メーカーの多くは動物実験を行っています。
これは、私たちが安全に使えるものかどうかチェックする役割がありますが、動物たちに苦痛を与えていいのか？という議論は尽きません。
EUでは2013年以降、域内で動物実験を行うことも、動物実験を行った商品を販売することも禁止されました。
動物実験を行わなくても高品質なコスメが作れるのではないか？そう考える国が増えているようです。
私たちが化粧品を使う時も、動物たちの犠牲の上に生産されたものはなるべく使いたくないですよね。
ヴィーガン100%
soeffが掲げているヴィーガンは「植物由来の原料のみを使う」という意味で使われています。
容器や包装材も、環境に配慮したものを使用しています。
soeffのシャンプーはボトルのゴミをなくすため、固形石鹸タイプを採用しています。
トリートメントもプラスチックボトルではなくガラス容器に入っています。
そして他の「誓い」とも関連して、原料の背景や生産から販売までのすべてをヴィーガンにしたいという願いも込められています。
パーム油不使用
パーム油は、アブラヤシの果実からとれる植物油です。
食料品、せっけん類、化粧品など、さまざまなものに使われています。
何が問題なの？と思われる方も多いかもしれません。
パーム油を生産するためには、多くの場合は生物多様性の豊かな熱帯雨林を伐採し、切り開いて農園にしています。
環境を大きく変えることになりますし、住処を失ってしまう野生動物への影響もはかり知れません。
労働環境の問題もあります。児童労働や、強制労働がまかり通っている農園もあるのです。
soeffは、こうした問題のあるパーム油を使用しないことで環境を守ることができると考えています。
商品紹介
ここからは、soeffの商品の紹介をしていきます。
現在展開されているのはシャンプーバー2種、トリートメント、オイルの4種類です。
シャンプーバー
シャンプーはボトルのゴミをなくすため、固形石鹸のようなバータイプになっています。
髪質に合わせて選べる、モイスチャーとスムースの2種類があります。
モイスチャーは、パーマやカラーのダメージが気になる方向け。
ココナッツオイルとアーモンド油でしっとり洗いあげます。 スムースはマルチタイプな髪質向け。
ココナッツオイルとシアバターで指通りよくサラサラに仕上げます。
オーガニックARトリートメント
オーガニックアルガンオイル配合のトリートメント。
アルガンオイルが髪を補修・保湿。
うるおいをたっぷりと閉じ込めます。
オーガニックARオイル
オーガニックの100%アルガンオイル。髪や肌、全身の保湿に使えます。
ヘアオイルやヘアパックに使ったり、トリートメントに混ぜて使えばより保湿効果を高めることができます。
洗顔後のお顔に少量をなじませると、導入美容液としても使えます。
まとめ
ヴィーガン化粧品ブランド、「soeff」をご紹介しました。 化粧品業界が抱える動物実験や環境破壊などの問題に、真っ向から立ち向かおうとするブランドです。
現在はヘアケア用品がメインですが、化粧品ブランドと謳っているのでスキンケア等の商品も扱う予定があるのかもしれません。
今後が楽しみですね。
毎日使うシャンプーを変えることで、私たちもすぐに環境に配慮した生活ができます。
soeffでサステナブルな暮らしを始めてみませんか。
▼ soeff 公式 オンラインショップ https://soeffjapan.base.shop/
▼ soeff 公式 Instagram https://www.instagram.com/soeffjapan/
