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鴻神社|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

鴻神社|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

埼玉県鴻巣市に所在する鴻神社(こうじんじゃ)は、鴻巣宿の鎮守として古くから親しまれている神社です。「こうのとり伝説」で広く知られ、この伝説が鴻巣という地名の由来の一つとされています。特に子授け・安産・厄除け・縁結びのご利益があることで有名で、多くの参拝者が訪れる人気のパワースポットです。

鴻神社の概要・基本情報

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鴻神社は明治6年(1873年)に鴻巣宿の中心にあった氷川社、熊野社、雷電社の三社を合祀して「鴻三社」として始まりました。その後明治35年(1902年)に日枝社、東照宮、大花稲荷社、八幡社を合祀し、現在の「鴻神社」と改称されました。江戸時代まで点在していた複数の神社が一つにまとめられたため、様々な神様が祀られている総合的な神社となっています。

歴史と由来

合祀された神社の中でも氷川社は「鴻の宮氷川明神」とも呼ばれ、古墳時代末期の創建とされる古社です。氷川社は鴻巣郷総鎮守として広く崇敬を集めており、鴻ノ宮氷川大明神または端ノ宮(はじのみや)とも称されていました。熊野社は古くは熊野権現と称した古社で、氷川明神が端ノ宮と呼ばれたのに対し中ノ宮と呼ばれていました。雷電社は「竹ノ森」の名があるように巨木と竹林に囲まれた古社で、天明期には遍照寺の管理下にあり鴻巣宿の鎮守として崇敬されていました。

鴻巣という地名については、古代に武蔵国造である笠原直使主がこの地に居住し、一時期国府関連の施設があったことから「国府の洲(こくふのす)」が「こうのす」となり、後に「こうのとり伝説」から「鴻巣」の字を当てるようになったと考えられています。

祭神とご利益

鴻神社では子授け(子宝)祈願、安産祈願、初宮参り、初山祈願、厄除け・方位除け、縁結び、交通安全祈願、家内安全・商売繁盛など幅広いご祈祷を行っています。特に氷川社に伝わる「こうのとり伝説」により、災難除け・厄除け・家内安全・子授け・安産・交通安全に特にご利益があるとされています。コウノトリが災いをなす大蛇を撃退したという伝説から、様々な災難除けの効果があると信仰されています。

鴻神社の見どころ・特徴

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鴻神社の境内は歴史と伝説が息づく神聖な空間として整備されており、多くの見どころがあります。鳥居から拝殿に向かう参道の両側には、江戸時代の鴻巣宿の賑わいや鴻三社の縁起が壁画で描かれています。境内には三狐稲荷神社や幸の宮弁天社などもあり、ご利益いっぱいのパワースポットとして親しまれています。

建造物・境内の魅力

社殿の中では「子授け・安産・子育て」のコウノトリ像や大木が生んだご神体を見ることができます。拝殿の前にはこうのとりの像や、こうのとりのたまご納所などが設置され、子授け・安産のご利益を期待する参拝者が絶えません。社殿の前には旧鴻の宮と納所があり、願いが叶った「たまごお守り」がたくさん奉納されています。境内は清潔に保たれており、落ち着いて参拝できる雰囲気が整っています。

夫婦銀杏と自然の美しさ

境内には樹齢500年以上と伝わる一対の夫婦銀杏が根を張っており、子授け・安産・健康長寿・夫婦円満のパワーが漲っているとされています。この夫婦銀杏は鴻神社のシンボル的存在で、多くの参拝者が手を合わせて祈願しています。中山道の大鳥居から入る参道には染井吉野桜が並び、社殿前には枝垂れ桜、梅、なんじゃもんじゃなどの花を咲かせる木々が季節の色を添えます。桜の季節はライトアップによる夜桜見物も楽しめます。

こうのとり伝説の由来

昔々、鴻巣の宮地に小字本宮というところがあり、そこに小さな祠が祀られていました。そのそばに天をも突かんばかりに繁った一本の大きな樹が立っており、村人たちはこれを「樹の神」と呼んで畏れるようになりました。ある時、こうのとりがやって来てその大木に巣を作ってたまごを産みましたが、巣から離れている隙に大きなへびが出てきて、そのたまごを食べようとしました。大和朝廷の象徴として「こうのとり」が使われることがあり、こうのとりと大蛇の戦いが描かれている「こうのとり伝説」は古代の朝廷と豪族の争いがもとになったと考えられています。この伝説が鴻神社の由来となり、現在でも多くの人々に語り継がれています。

参拝・拝観案内

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鴻神社は多くの神様が祀られている総合的な神社として、様々な参拝者のニーズに応えています。遠くは東北から「たまごお守り」を求めに来られる方もいるほど、その霊験は広く知られています。境内は一年を通して多くの参拝者で賑わい、特に子授けや安産を願う方々が多く訪れます。

参拝作法とマナー

鴻神社での参拝は一般的な神社と同様の作法で行います。鳥居をくぐる際は一礼し、参道は中央を避けて歩くのがマナーです。手水舎で手と口を清めてから拝殿に向かい、二拝二拍手一拝の作法で参拝します。複数の神社が合祀されているため、それぞれの社にお参りすることで様々なご利益を受けることができます。大安および戌の日などの縁起の良い日には多くの妊婦さんが安産祈願に訪れるため、駐車場が満車になることもあります。

年中行事・季節のイベント

鴻神社では毎年12月4日に境内で酉の市が開かれることで知られています。例年7月に行われる「鴻巣夏まつり」では神輿渡御が行われ、例年10月中旬に実施される秋の例祭は「おおとりまつり」と呼ばれます。「おおとりまつり」では、こうのとり伝説に因んだ「こうのとり伝説パレード」が行われ、屋台の引き回しやストリートパフォーマンスなど盛大に催されます。これらの祭りは地域の人々によって大切に受け継がれており、伝統文化を肌で感じることができる貴重な機会となっています。

御朱印・お守り情報

鴻神社では「こうのとりと大蛇の戦い」が描かれている「こうのとり伝説」の御朱印をはじめ、カラフルな御朱印や限定の御朱印が複数種類用意されています。御朱印は専用の窓口があり、いくつもの種類から選ぶことができます。御朱印帳もこうのとりデザインのものが用意されており、おみくじの種類も豊富に揃っています。

特に人気なのが「たまごお守り」で、子授け・安産・子育ての願いを込めたこの特別なお守りは、願いが叶った後に境内の納所に奉納する習わしがあります。お役目を終えたたまごお守りを納める場所も境内に設けられており、多くの感謝の気持ちが込められています。

アクセス・利用情報

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鴻神社は鴻巣駅から徒歩圏内にあり、公共交通機関でのアクセスが便利な立地にあります。JR鴻巣駅から徒歩約8分、中山道を進むと「こうのとり伝説」で有名な鴻神社が見えてきます。

交通アクセス

電車でのアクセス JR高崎線鴻巣駅東口から徒歩7〜8分です。駅からは中山道沿いを北に向かって歩けば、神社の看板や鳥居が見えてきます。

車でのアクセス 東北自動車道加須ICから約35分、関越自動車道東松山ICから約30分、圏央道桶川加納ICから約20分でアクセス可能です。鴻神社の鳥居の南には鴻巣市コミュニティバスの鴻神社バス停も設けられています。

拝観時間・料金・駐車場情報

拝観時間・料金 境内への参拝は基本的に自由ですが、お守りの授与・ご祈祷の受付は午前9時から午後4時までとなっています。参拝そのものに料金はかかりませんが、ご祈祷を受ける場合は初穂料が必要です。

駐車場情報 参拝者専用の駐車場が用意されていますが、混雑時には利用できない場合があります。大安や戌の日などの縁起の良い日には駐車場が満車となることが多く、その際は鴻巣駅周辺の市営駐車場が案内されます。神社周辺にはリパーク鴻巣本町2丁目(4台収容、全日30分110円)やリパーク鴻巣雷電1丁目(10台収容)などのコインパーキングも利用可能です。

<住所> 〒365-0076 埼玉県鴻巣市本宮町1-9

参照サイト

・鴻神社公式ホームページ:https://www.koujinja.or.jp/

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