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鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

埼玉県川口市鳩ヶ谷本町に鎮座する鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社は、応永元年(1394年)の創建以来、630年余りにわたって地域の人々に愛され続けてきた歴史ある神社です。厄除けや縁結びのご利益で知られ、美しく整備された境内には御神水や夫婦楠などの見どころが点在しています。

鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社の概要・基本情報

鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社は、埼玉県川口市鳩ヶ谷本町に鎮座する神社で、応永元年(1394年)に創建された歴史ある古社です。旧社格は村社で、鳩ヶ谷宿・辻村・里村など鳩ヶ谷一帯の総鎮守として地域の信仰を集めてきました。現在でも鳩ヶ谷地区の中核神社として、厄除けの神様・縁結びの神様として多くの参拝者が訪れています。

歴史と由来

当時の鳩ヶ谷は、鎌倉街道・中道(現・県道105号線)と呼ばれる街道筋の集落でした。当地には鳩谷之里という集落があり、鳩谷之里の鎮守として創建されたものと見られます。鎌倉街道・中道は、鎌倉時代に利用された鎌倉から武蔵国東部を経て下野国に至る古道で、鎌倉時代に成立した日本の歴史書『吾妻鏡』には「中路」として記されています。

1600年(慶長5年)には、徳川家康が会津征伐の途上、当社で休憩をとったという歴史があります。また、1709年(宝永6年)に神祇管領長上吉田家より正一位に叙せられたという格式の高い神社でもあります。

江戸時代には日光御成道の宿駅として発展した鳩ヶ谷宿の中心部に位置し、地域の発展とともに歩んできました。明治末期からの神社合祀により、周辺の18神社が合祀されたことからも、この地域における信仰の中心的存在であったことがうかがえます。

祭神とご利益

御祭神は伊邪那岐神、伊邪那美神の御子である素盞鳴命を又、夫婦神として櫛稲田姫命を主祭神としてお祀りしています。素盞鳴命は日本神話において八俣の大蛇を退治した勇猛な神として知られており、素盞鳴命が八俣の大蛇を退治したことから、厄祓い・厄除けの霊験あらたかであり、主祭神が夫婦神であることから縁結び、夫婦和合、そして子育ての御神徳がある神として崇敬されています。

具体的なご利益としては、厄除け、縁結び、夫婦円満、家内安全、開運、商売繁昌、交通安全、安産などがあり、人生のさまざまな節目において多くの人々が参拝に訪れています。

鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社の見どころ・特徴

鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社|由緒ある神社の歴史と見どころ、参拝情報を完全ガイド

鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社の境内は、歴史を感じさせる建造物と美しい自然環境が調和した空間として整備されています。参拝者の心を癒す数々の見どころが点在し、訪れる人々に深い印象を与えています。

建造物・構造の魅力

境内には歴史を物語る美しい建造物が配置されています。石段の上に三之鳥居があり、その先に立派な神門が構えています。この神門は御鎮座六百年を記念して造営されたもので、神社の格式を示す重要な建造物です。

三之鳥居の両脇には一対の狛犬が配置されており、大正五年(1916)に奉納された狛犬で、阿吽の狛犬で子持ちと珠持ちの仕上がりとなっています。これらの狛犬は100年以上の歳月を経て、神社の歴史を見守り続けています。

本殿や拝殿には干支彫刻が施され、意匠を凝らした美しい装飾が特徴的です。建物全体が調和の取れた配置となっており、参拝者に荘厳な雰囲気を提供しています。

自然・景観の美しさ

境内の自然環境も神社の大きな魅力の一つです。手水舎があり、手水石の上には「水神宮」の碑が置かれています。龍の吐水口で身を清めることができます。

特に注目すべきは境内に湧く御神水です。手水舎の裏手にはお水取りができる御神水があり、蛇口から出る形ではあるが、境内地より汲み上げています。この御神水について、神社では「昔から御神水は心身を祓清め、拝受することにより運気を向上させると言われております」と説明しており、参拝者が自由に汲み取ることができます。

また、御神木として夫婦楠が祀られており、直接手を触れることができるため、結婚式後に祈念するカップルが多く、人気のフォトスポットにもなっています。この夫婦楠は縁結びや夫婦円満の御神徳があるとされ、多くの人々の願いを受け止めています。

文化財・重要な所蔵品

鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社には、川口市指定有形文化財に指定された貴重な文化財があります。御宮地絵図面(川口市指定有形文化財 昭和55年8月7日指定)と須賀神社神輿(川口市指定有形文化財)が所蔵されており、地域の歴史を物語る重要な資料となっています。

特に須賀神社の御神輿は、神社の年中行事において重要な役割を果たしており、地域の祭礼文化の継承において欠かせない存在です。境内には数多くの境内社が綺麗に整備されており、それぞれに独自の歴史と意味を持っています。

参拝・拝観案内

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鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社での参拝は、正しい作法とマナーを守ることで、より深い精神的な体験を得ることができます。また、年間を通じてさまざまな行事が執り行われ、参拝者に豊かな文化体験を提供しています。

参拝作法とマナー

神社での参拝は、まず鳥居の前で一礼することから始まります。参道は中央を避けて歩き、手水舎で心身を清めてから拝殿に向かいます。手水の作法では、右手で柄杓を持って左手を清め、次に左手で柄杓を持ち替えて右手を清め、再び右手に持ち替えて左手に水を受けて口をすすぎます。

拝殿での参拝は「二拝二拍手一拝」が基本です。まず深く二回お辞儀をし、胸の前で手を合わせて二回拍手を打ち、最後に深く一回お辞儀をします。お願い事をする際は、まず住所と名前を心の中で申し上げ、感謝の気持ちを込めてからお願いをするのが良いとされています。

神社では、ご祈祷も受け付けており、ご祈願は全てご予約が必要となります。ご予約無しですとお受けできない場合もございますとのことですので、事前の連絡をお勧めします。

年中行事・季節のイベント

鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社では、年間を通じて多彩な行事が執り行われ、地域の文化的な中心としての役割を果たしています。

夏の風物詩として、7月には夏詣が開催されます。7月1日から夏詣が行われ、金魚ちょうちんの装飾が施されます。7月1日には夏越の大祓、7月6日には七夕まつり前夜祭、7月7日には七夕祭が執り行われます。また、7月15日には須賀神社例祭、7月27日にはみずまつり、8月15日には戦没者慰霊祭が開催されます。

特に注目すべきは、毎年7月15日過ぎの日曜日に行われる夏祭り(神幸祭/神輿おねり)です。地元の人々が楽しみにしている重要な行事で、地域の結束を深める貴重な機会となっています。

冬の大きなイベントとしては、12月の第4日曜日に開催される熊手市「おかめ市」があります。1913年(大正2年)から100年以上続く伝統行事で、埼玉県内で開催される「熊手市/おかめ市」のなかでも年内最後の日程になります。県内はもちろん、都内からも多くの人が訪れます。この行事では神社前の通りが歩行者天国となり、200軒ほどの露店が並び、多くの人で賑わいます。

御朱印・お守り情報

鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社では、特色ある御朱印の授与が行われています。御朱印は「氷川神社」の朱印、鳩ヶ谷の地名から来る鳩のスタンプが押されたものです。2016年からは猫のスタンプも押すようになり、猫のスタンプは複数種類があります。

猫のスタンプには特別な意味が込められており、猫のスタンプはかつて当社や鳩ヶ谷が日光御成道の宿駅として発展したため、「日光東照宮」の眠り猫にあやかったもので、さらに当社に10年以上住み着く猫への思いも込められています。

季節限定の御朱印も人気で、8月8日・10日(ハトの日)・18日・28日は特別御朱印を和紙で頒布しており、数に限りがあり無くなり次第終了となります。また、夏詣期間中には埼玉高速鉄道や武南警察署とのコラボレーション御朱印も頒布されます。

御朱印帳も多種類用意されており、古地図や鳩などをデザインした豊富なオリジナル御朱印帳が参拝者に人気です。

お守りについては、縁結び、厄除け、交通安全、学業成就など、さまざまなご利益に応じたものが用意されています。特に夫婦円満や縁結びのお守りは、御神木の夫婦楠にちなんで多くの方に求められています。

アクセス・利用情報

鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社は、埼玉高速鉄道の鳩ヶ谷駅から徒歩圏内にあり、都心からのアクセスも良好です。自動車でのアクセスも可能で、参拝者の利便性を考慮した環境が整備されています。

交通アクセス

電車を利用する場合、最寄り駅は埼玉高速鉄道線の鳩ヶ谷駅です。埼玉高速鉄道線鳩ヶ谷駅1番出口より徒歩5分という好立地にあり、駅からは平坦な道のりで歩くことができます。

埼玉高速鉄道は赤羽岩淵駅で東京メトロ南北線と直通運転を行っているため、東京都心部からの直接アクセスが可能です。赤羽岩淵駅から鳩ヶ谷駅までは約10分程度で到着します。

自動車でのアクセスの場合、首都高速川口線の川口西ICや川口JCTからアクセスすることができます。神社周辺は旧日光御成道沿いに位置しており、歴史ある街並みを感じながら参拝することができます。

拝観時間・料金・駐車場情報

鳩ヶ谷総鎮守 氷川神社の境内は基本的に年中無休で参拝可能です。受付時間は9:00〜17:00となっており、この時間内であれば御朱印の授与やお守りの授与を受けることができます。

参拝料は無料ですが、ご祈祷を希望する場合は初穂料が必要となります。ご祈祷については事前予約が必須となっているため、希望する場合は電話での事前連絡をお勧めします。

駐車場については、5台(無料)の駐車スペースが用意されています。台数に限りがあるため、特に週末や行事の際は公共交通機関の利用が推奨されます。また、年末のおかめ市などの大きな行事の際は、周辺道路が歩行者天国となるため、電車でのアクセスが便利です。

参拝の際は、神社の静寂な環境を保つため、大きな声での会話は控え、撮影可能な場所での写真撮影に留めるなど、マナーを守った参拝を心がけましょう。

<住所> 〒334-0002 埼玉県川口市鳩ヶ谷本町1-6-2

参照サイト

・鳩ケ谷総鎮守 氷川神社 公式ホームページ:https://www.hikawajinja.jp/

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